2015年1月31日土曜日

第316話 話題の”PINSERE”の味

1月も月末ともなればこれほど寒くなるものであります。ローマも然りです。天を仰いでも致し方ありませんから、こんな寒い日にはアツアツの旨いピッツアを食べてみようと、VIA FLAVIAにある話題のお店へ出掛けてみました。

以前から、時々ですが日本人の方にVIA FLAVIAへの道順を尋ねられたことがありました。それは、評判のピッツリアがこのフラヴィア通りに在ったからにほかなりませんでした。

ローマに長く居ても中々美味しいピッツアにありついたことは殆どなく、それほどの興味も持てなかったのでしたが、先週にこのお店の前を歩いた際に成るほどお店から、はみ出るほどのお客さんをみて確信しました。

場所は、日本大使館からも比較的近い処に在ります。
昨年ブログに「ピア門」、「9月20日通り」を何度かアップしましたが、
この”9月20日通り”の直ぐお隣に並行して走っているのが、
VIA FLAVIAです。番地は、98です。電話++39-06-42020924

赤い看板が目印です。お昼前後に行けば、お客様で歩道までその姿を見ることと思いますので、先ずは直ぐに分る筈です。

今日初めて13時前にお店に入りましたが、地元のイタリア人に交じって
日本人観光客が、2組4名いらっしゃった。成程、メディアの力は凄いものであります。ここまで、評判のピッツアを求めて訪ねてくるのですから。

注文は、見本ケース2段目中程に見ることができた「茄子薄切りピッツア」にしてみました。4.50ユーロとリーズナブルな価格でした。”4分お待ち下さい!”とは、レジ係のスタッフからのお声でした。

寒いこともあり持ち帰りにはせずに歩道に沿ったと言いますか、お店の
壁に取り付けられている受け皿タイプの小テーブル(写真参照)に乗せてフーフー言わせて食べました。

「ウン!これはイケるな。」と内心思いつつ一気に食しました。生地パンが美味い。具のナスの薄切り、干しブドウ、松の実などが、程良く全面に掛かったチーズに絡んで、口の中で其々の味を楽しませてくれた。

お店の活気も大いに味に影響しているのかも知れません。
ケース越しに遣り取りするスタッフの声にも張りがあって楽しそうでした。
お客さんの顔にも笑顔がこぼれていました!

そうそう日本の街角の魚屋さん、八百屋さんのようなあの「エーィ、いらっしゃい!」という掛け声が、買物を楽しませてくれるように、ピッツアの味を良くしているに違いないなぁ、と感じつつ満足して店を出ました。

                                  
                                    お店の外で立ち食いする旅行客。
               左側は、注文に並ぶお客さん達です。

                                       
                                 生地はとても柔らかでモチモチ感,
              初めての感動感触でした。

通り名の石版を目印に!左右のどちらかに
            ついています。必ずチェックしましょう!!


            ピッツェリア 教会ほどに 数あれど
            ピンセレの味 金字塔なり

            モチモチと 温ったか生地は 群を抜く

                                  元鷹  
           
            
              

                   
      
    

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