2012年8月31日金曜日

ティヴォリのふんすい

ローマからほくとう31KMにいちする”TIVOLI”〔ティヴォリ〕へいってまいりました。

にほんからいらっしゃっただいせんぱい・Sさんのひきいるツアーにどうこうさせていただきました。
ローマしないから、ミニバスでおよそ40ぷん。こうそくをはしり、こうがいののどかなけしきをなげめているうちに”TIVOLI”のおかをバスは、めざしはじめました。

おかのしゃめんには、オリーブのこぼくがなんびゃくぽんも、うえられていて、みどりのはをかぜに
みをまけせたかのように、およいでいました。

ティヴォリは、かつては、トラヤヌスてい、ハドリアヌスてい、などのべっそうがあった「ひしょち」としてもゆうめいなところです。もくてきちは、ふんすいとイタリアしきていえんでゆうめいな「Villa d'Este」〔ヴィッラ・デステ〕です。

もともとは、きゅうヴェネディクトはしゅうどういんのあとちにつくられ、16Cになって、デステすうききょうによってかくちょうされた、といわれています。けんちくかリゴーリオとG・デッラ・ポルタがつくった「ていえん」と「ふんすい」は、せかいにそのなをしられています。

また、ロマンはのピアニスト、さっきょくかの”F・リスト”(1811-1886)は、ここにたいざいしたのでしょうか、やかたのつうろがわに、かれのよこがをとなまえがかかれていました。ふんすいていえんにかんめいをうけて《エステそうのふんすい》をさっきょくしたともいわれています。

「ひゃくのふんすい」、「ビッキエローネのいずみ」、「ドラゴンのいずみ」、「オルガンのいずみ」(げんざいは、とまっていますが)、「ロメッタのいずみ」、「だえんのいずみ」などをゆっくりみてまわりました。

とちゅう、とちゅうできねんのスナップしゃしんをとってたのしみましたが、らくさのおおきなふんすいを
バックにしゃしんをとったときには、7いろがくっきりとした「にじ」が、かがやくようにあらわれておおきなかんせいをよびました。

      ティヴォリでは なないろのにじ ふんすいに          げんよう 





2012年8月26日日曜日

はものとぎしのピエトロさん

ローマのみりょくのひとつに”しょくにんのわざ”が、あげられます。げんだいのにほんでは、すがたをみることがすくなくなったのでないだろうか、とおもわれしょくしゅに、”はものとぎし”があります。

タイトルの「はものとぎしのピエトロさん」は、まちなかのろじょうで、じてんしゃ〔ビチクレッタ〕に、またがって、ペダルをふみながら、おきゃくさまからあずかった「ほうちょう」すなわち、はものるいを「とぐ」ことが、しごとです。

しごとしているしんけんなすがたは、なんともはやひとをひきつけるものがあって、ほどうをあるくつうこうにんのあしをとめてしまいます。しごとばは、「かいぞうのじてんしゃ」です。ペダルをふんで、まるいといしをまわします。みずが、ひつようなだけトイシにあたるように、しかけができています。

ちょうど、びょういんのてんてきのようでもあります。やかんように、てもとをてらすライターが、セットされています。また、あんぜんをこうりょしているのでしょうか、じてんしゃが、ペダルふみのちからで、うごいたり、たおれたりしないように、おおきめのしかくいストッパ-が、つけられています。
ごじぶんもくるまのライトに、はんしゃするきいろいオビをこしにまいています。

そんなピエトロさんにおことわりをして、しゃしんをとらせてもらうきょかをもらいました。もちろん、しごとのじゃまをしないように、トイシからはものをはなして、できあがりぐあいをみぎてのおやゆびで、さわりながらみているあいだに、はなしかけました。

ローマしないのおきゃくさま〔おとくいさま〕をじてんしゃ〔しごとば〕でまわってあるくそうです。また、このしごとなかまは、ほとんどすくなくなった、とも。ピエトロさんは、しごとのてをやすめずに、しんせつにせつめいしてくれたのですが、どくとくのローマべんで、しかもはやくちでしたから、わたしのつたないヒヤリングでは、ざんねんながら、いとされるところをきゅうしゅうできませんでした。

あまりながいはむようなので、おれいをつたえて、そのばをたちさることにしました。ふりかえって、そのうしろすがたをかいまみたのですが、いちずにペダルをふみ、はものをとぐすがたは、わたしに50ねんまえのふうけいをよみがえらせてくれました。

こころのなかで、”ピエトロさん、おげんきで!”とねんじながら、テルミニえきにむかったのです。


                ピエトロさんは、もくもくと「はもの」をといでいます。
                おおきなボトルには、くだがついて、みずがトイシに
                おちるように「しかけ」がされています。

                                 おきゃくさまからあずかった「はもの」が、ボトルひだりに
                みえます。かいぞうした”しごとば/じてんしゃ”にまたがる
                ピエトロさんは、つうこうにんのめをひきつけていました。

                ペダルふみ ローマのとぎし といかける
          
                        しごとはなんぞ いきるはなんぞ      げんよう

2012年8月25日土曜日

カンピドーリオのおか

いよいよ、きょうはいちばんなじみのあるカンピドーリオのおかへまいります。
7つのおかの4つめになりました。「なじみのある」ともうしましたのは、カウントしておりませんが、
わたしのすきなめいしょのひとつでありまして、かこにもフラフラと、このちにはあしをはこんでいました。そうそう、しんねんのメッセージをブログにかきましたが、がんたんのあさはやくでかけたのは、
「カンピドーリオのおか」でした。ごきおくにあるどくしゃのかたもいらっしゃるかもしれませんが。

テルミニえきから、バスNO.40にのってヴェネチェアひろばをめざしました。およそ10ふんほどで、
もくてきちについたでしょうか。めずらしく、にほんじんかんこうきゃくとおもわれるカップルが、ふたくみおなじバスにじょうしゃしていました。ちなみに、バスNO.40、64は、スリがおおいといわれています。じゅうぶんに、ごちゅういを。

カンピドーリオ〔のおか〕のひだりがわには、サンタ・マリア・イン・アラコエリきょうかいが、すがすがしいファザードをみせています。きょうかいへたどりつくのには、120だんいじょうもあるかいだんをのぼらなくてはなりません。そうだ!、かいだんをかぞえながらのぼってみることにしよう、とけっしんして、
フーフーいいながら、のぼりあがりました。エット、127だんだったかな?

ゆいしょのあるきょうかいですから、みるべきものはたくさんありそうでしたが、しぼりにしぼって、
「サント・バンビーノぞう」をじっくりとみることにしました。わだいは、かわりますが、このきょうかいは、
アンデルセンげんさく「そっきょうしじん」〔もり おうがい ぶんごやく 〕あんのみつまさ こうごやく
〔やまかわ しゅっぱんしゃ〕にも、でてきます。ごかんしんのあるかたは、ごいちどくねがいます。

きょうかいのみぎがわでぐちから、カンピドーリオのおかへ、つうじていました。さっそく、げんざいは、
ビジュツカンになっている「パラッツォ・ディ・コンセルヴァトーリ」〔しょうめん・みぎがわ〕と「パラッツオ・ヌオーヴォ」を、たずねることにしました。わたしが、ぜひみたいとおもっていました”とげをぬくしょうねん”をめのまえにして、タメいきといいますか、あんどのここちで、しばしたたずみました。

「マルクス・アウレリウスのきばぞう」のオリジナルもみることができました。あれやこれやで、2じかんが、あっというまにすぎました。じかんがあれば、フォロロマーノをてんぼうできるスポットへいきたかったのですが、あまりのかんげきとかんどうにつかれて、タイム・アウトにしました。

カンピドーリオのおかには、はかりしれないローマのみりょくがつまっています。ローマにいらして、おそらく、こんわくするのは、あまりにもおおくの「すばらしいみどころ」が、あることです。そんなとき、ひとつのこうほとして、「カンピドーリオのおか」しゅうへんをおすすめしたい、とおもいます。


                6せいきにけんぞうされた”サンタ・マリア・イン・アラコエリきょうかい”
                かいだんをのぼるのが、たいへんです。ガンバッテ、チャレンジしては?

                 
                      「スピナリョ」という、つうしょうでよばれています。
                      かわいらしいしょうねんのトゲをぬくしせいが、まるで
                      いきているかのようなブロンズぞうです。


                オリジナル「マルクス・アウレリウスのきばぞう」です。
                ひろばに、コピーがおかれていますが、ほんものは
                ヤッパリ、ちからがあります。ブロンズにきんぱくが、
                はってあったようすです。ほとんど、はがれているのが
                よくみるとわかります。

   
                ローマのそ カンピドーリオ ゆうゆうと       げんよう    
                      

2012年8月22日水曜日

チェリオのおかをあるく

きょうもあさからつよいひざしでしたので、そとをあるくじかんをすこしごごおそくにずらすことにしました。ゆきさきは、きのうからけっていしていました。なじみのふかいサン・ジョバンニ・イン・ラテラーノだいせいどうをはじめ、コロッセオにむかうでんえん?ちたいです。「チェリオのおか」をめざします。

さて、てもとにあるつかいなれたガイドブックのせつめいでは、「チェリオのおか」と「ラテラーノのおか」をくべつしているものもあります。わたしは、このふたつをふくんだよびかたをたんに「チェリオのおか」とよんでいるガイドブックにならって、みなさんへごしょうかいしてまいります。

メトロAせんテルミニえきから、サン・ジョバンニえきへむかいます。えきから3ふんもあるけば、アシナリーアもんをくぐりぬけることになります。すると、ひだりがわにひときわおおきなサン・ジョバンニ・イン・ラテラーノだいせいどうのファザードが、ドーンと、めにはいります。

たてもののかげで、ひとこきゅうをしました。まだごご3じでしたから、あるくひともまばらです。ふくかぜに、しばししょうきゅうしをとりました。よういしたちずをながめて、これからのじゅんろをイメージしました。だいせいどうには、なんどもおじゃましていたので、きょうはパスして、うらがわへ。

ローマでいちばんノッポなオリベスクをなげめては、「どうやってアフリカから、はこんだのだろうか?」と、くびをかしげてしまいました。すこしさきの”せんれいどう”のなかにはいりました。ここは、20ねんまえににほんからきた”いがくせい4にん”をあんないした「せんれいどう」であったことをおもいだしました。

このあつさでは、おおくのスポットをみてまわることは、むずかしいのでちかくのきょうかいをたずねてみることにしました。

1.SANTO STEFANO ROTONDO
2.SANTA MARIA IN DOMNICA
3.SS.GIOVANNI E PAOLO
4.チェリモンターナ公園

おもいもかけずにずっとさがしていた”こぶねのふんすい”にぐうぜんですが、めぐりあうことができたのです。うれしかったですね。1じかんもあるいたら、あせびっしょりであしどりもおもかったのに、この
ふんすいのしゅつげんのおかげで、いっきにげんきがモリモリとわいてきました。〔じょうき2.のきょうかいのまえにわにあり〕

さて、きょうの「チェリオのおか」めぐりは、おおくのスポットをみないままにしょうりょうです。
なだらかなおかをおりてみれば、なんとはんたいがわには、「パラティーノのおか」がみえますし、
ひだりぜんぽうには、「アヴェンティーノのおか」が、うかがえます。やっぱり、じぶんのあしで、あるかないと、からだでおぼえないと、2000ねんものながさは、あたまにはいらないなあ、〔はいったようなさっかく?〕とおもいしったしだいです。

アパートへのかえりみち、きょうわこくひろばにある”スイカのやたい”に、たちよって、「きりうりスイカ」をガブリッ!1ユーロでしたが、よくひえていて、なんとドルチェであったことか。


                ローマいちばんをほこるノッポ〔47m〕のオベリスク もともとは、
                きげんぜん15c テーベのアメンしんでんまえにたてたもの


サンタ・マリア・ドムニカきょうかいのまえにわで
みつけた「こぶねのふんすい」です。ずっとさがし
ていましたから、みつけた”しゅんかん”にげんき
が、でてきました こぶねのみぎが、へさきです

 
                サンティ・ジョバンニ・エ・パオロ教会のうつくしい
                ロマネスクようしきのしょうとうです

                チェリオに こぶねふんすい すずむかな    げんよう

                             ※ おねがい と おしらせ
 
                  7がつ、8がつは、イタリアのともだちにおよみいただくために、
                  かながきひょうじで、ブログをかいています。みなさまのあたたかい
                  ごりかいとごきょうりょくにかんしゃしています。さて、9がつからは、
                  もとにもどって、かんじこみこみで、まいります。
                  どうぞよろしくおねがいいたします。
                                                        いじょう   

2012年8月16日木曜日

こんや”エスクィリーノのおか”にゆきがふった!?

まいにち40どにちかいきおんのローマのこんや、エスクィリーノのおかにゆきがふった、といえば
ローマつうのどくしゃのみなさんには、ピーンとくるものをおかんじかとぞんじます。

こんげつの5かに、「サンタ・マリア・マッジョーレせいどう」のひろばでよていされていたセレモニーが、こんや15にち21:00から、さいこうされました。ひろばは、おおくのひとびとでいっぱいになった21:30から、せいぼマリアさまのおつげのあったとおり、DC352ねん8がつ5かのさいげんです。

トラブルがあったため、10かおくれとなりましたが、ほんとうの”ゆき”のかわりに、とくしゅなキカイで、すいほうじょうのカタチをした”ゆき”をいきおいよく、ひろばじょうくうにまいあげて、おおくのさんかしゃをよろこばせていました。

こんや「サンタ・マリア・マッジョーレせいどう」は、シャレタえんしゅつをしたものです。30ふんほどですが、”まなつのよのゆめ”を”まなつのゆきのよる”にしてくれたのですから。ヤンヤのかっさいでした。マリアさまのおつげをこんにちでも、このようにさいげん〔スペッタコロ〕してみせる”きょうかい”のいきな”ねつい”には、だつぼうです。


ライトアップされた”サンタ・マリア・マッジョーレせいどう”
 ちゅうおうややみぎにみえるのが、”ゆき”せいぞうきです。
ひだりがわにもおなじものがせっちされていました。
”ゆき”をごらんになれましたでしょうか?

    きせきよぶ ゆきのせいどう けふもたつ  げんよう

2012年8月12日日曜日

アヴェンティーノのおか

ローマの7つのおかシリーズ、そのだい2です。ぜんかいのパラティーノのおかにチルコマッシモを
はさんで、はんたいがわにアヴェンティーノのおかがあります。

メトロBせん「Circo Massimo」げしゃ、およそ5ふんのとほで、GIUSEPPE MAZZINI※〔ジュゼッペ・ マッツィーニ〕のおおきなどうぞう〔しかくにかたどられただいりせきには、いまでもとびだしそうなたたかうにんげんや、うまが、りったいてきにほられています〕が、めにはいります。
ここは、P.LE UGO LA MALFA というひろばです。

ここから、わたしは、カメラとすいとうのはいったくろいろのリュックザックをせにかかえ、のぼりざかをゆっくりとあるきました。10ぷんもあるくうちに「マルタきしだんひろば」につきました。ここのじゅうこうな「もん」のかぎあなからは、えはがきにうつったように「サン・ピエトロじいん」が、ちいさく、でもはっきりとながめることができるフシギナ「かぎあな」のある「もん」でしられています。

ここにきて、ちょうど20ねんもいぜんに、ローマにふにんしたばかりのわたしをBMWにのせ、ローマのかんこうちをあんないしてくれたどうりょうのKさんのことが、おもいだされたのです。Kさんは、だれからもしんらいされて、いきいきとローマでのしごとをたのしんでいました。そうだ、この「かぎあな」をしょうかいしてくれたのは、まぎれもなくKさんだった、ことなどをなつかしくおもいだしました。

かえりには、サンタ・サビーナせいどうにはいってみました。せいどうのとなりにある、おおきなこうえんでは、ゆうすずみにきたじもとのひとやりょこうきゃくのひとたちがおもいおもいのじかんをすごしているようでした。ひは、じょじょににしにかたむいて、しないのけしきはオレンジいろになりました。
そのじょうくうのグラデーションは、かんどうてきでした。

   ※ GIUSEPPE MAZZINI (1805-72) イタリアのとういつにこうけんしたせいじか


                                A 
                              MAZZINI
                              LA PATRIA 

                 だいりせきのだいには、うえにしるしたようにかかれていた。
                 せいかくには、わかりませんが、”そこくのちち マッツィーニ” 
                 とでもよむのでしょうか?

                            
                どうぞうのしたには、だいりせきのちょうこくがりったいてきに
                ほられています。まるでとびでてくるかのようです。


                「かぎあな」をみるために、じゅんばんをまつかんこうきゃく。
                ”マルタきしだんひろば”にあります。


ちゅうおうには、サン・ピエトロじいんのクーポラが
みえます。ローマのぜっけいかな♫ぜっけいかな♪

ふたむかし アヴェンティーノ そのままに   げんよう


                

2012年8月8日水曜日

ローマこくりつ・ちゅうおう・としょかん

わたしは、それほどの”どうき”が、あるわけではないのですが、いつごろからか、「としょかん」を
すきになりました。ローマにいても、その”どうき”が、めばえてきて、ついに「ローマこくりつ・ちゅうおう・としょかん」にひょうけい(?)ほうもんとなりました。

メトロBせんのカストロ・プレトリオえきをおりると、めのまえにドーンとりっぱなもんがまえが、あらわれます。しゅえいさんに、「としょかん」りようのイロハをうかがって、50メートルは、あるだろうとおもわれるアプローチをいそぎました。いりぐちにはいるとすぐに”レセプション”があります。

としょかんのりようきぼうをもうしでますと、「テッセラ」さくせいのてつづきをしてくれました。「テッセラ」とは、としょかんをりようできるパスのカードのことです。かんたんなしょるいにパスポートをそえて、わたしますと、しゃしんをとってくれました。さすが、「こくりつとしょかん」のことはあるかな、とひさしぶりにちいさなかんどうをしてしまいました。

”てにもつ”は、ちかくにあります、ロッカー〔guardaroba〕をかりて、しゅうのうしなければなりません。
さあ、やっとのことで、テッセラをスキャンして、としょかんにはいりました。
ガラスばりのおおべやが、いくつものジャンルべつにならんでいました。きょうは、したみのつもりでしたので、かんないをあしおとをたてないようにして、ぐっるとあるいてみました。

8がつですから、なつやすみです。がくせいさんとおもわれるひとたちで、デスクはいっぱいでした。
まちなかでみかけるわかいイタリアじんとちがった”かおつき”にみえたのは、ばしょがら、きのせいだったのだろうか?


                としょかんちゅうおうにエントランスがあります。
                8がつ13にち~25にちまでは、やっぱり「CHIUSURA」
                なつやすみになります。

                さいしょに よめたせびょうし Boccaccio     げんよう  

2012年8月6日月曜日

ゆきのだいせいどう / マリアさまのおつげ

8がつ5かは、サンタ・マリア・マッジョーレだいじいんのきねんすべきひであります。
せいれき352ねんに、いまからおよそ1660ねんもまえのことです。ほうほうリベリウスは、
「ゆきがふったばしょにきょうかいをたてよ」とせいぼマリアが、めいじたゆめをみたのです。

そして、ゆきは352ねん8がつ5かのあさに、げんざいのS/Mマッジョーレのたつばしょに
ゆきがふったのでした。いらい、このひのミサには、いわうべきゆきのかわりにしろいバラ
が、ミサのあいだきょうかいのてんじょうから、ゆきのごとくふっていたのだそうですが、
さいきんは、ダリアのはながつかわれいる、とガイド・ブックにはしょうかいされています。

ミサは、ごぜん11じとごご9じにかいさいされるとのじょうほうがありました。
よる9じにまにあうように、きょうかいにははやめについてまっていました。
ところが、ところが、ごご9じになると、かんけいしゃがはりがみをはりだしました。

                         
                           おしらせ

       「本日のごご9じからのミサは、つごうにより8がつ15ひごご9じ30ふんに
        へんこうになりました。」


といったかんたんなおしらせでした。わたしは、ギョットとびっくりしました。たいがいのことに
なれてきたところですが、4だいきょうかいというかんばんもなくようなおそまつさぶりです。

                       ♫ ローマでまなぶきょうくん ♪

                    じかんのいいかげんさは、なれないとふべんだが、

                    なれすぎると、ローマいがいでいきられない !


 
                ことし2がつ10か、11ひにゆきが、ふりました。
                S/Mマッジョーレきょうかいのしょうめんがわのしゃしんです。

                だいせいどう マリアさまゆえ ゆきふらし     げんよう

2012年8月4日土曜日

わだいの”EATALY”をたずねました。

いまローマでわだいのスポットのごしょうかいです。にほんでは、もうすでに、だいかんやま、ミツコシホンテンでおなじみの”EATALY”です。ばしょは、メトロBせん{ピラミデえき}から、ちかどうをたっぷりとあるいて、こくてつの”オスチエンセえき”へまいります。えきないこうどうから、5ふんくらいあるきますと、でぐちにでます。あがったところが、「EATALYROMA」になります。

「EATALY」は、イタリア食材専門の総合ショッピング・センターです。ほんきょちは、「トリノ」にあります。こくがいには、NY、とうきょう、にネットワークをもち、イタリアには9かしょのおみせをもっています。

ローマでは、あまりみることのできない、おおがたせんもんショッピングセンターです。
しょくざいにかんしては、ほとんどのジャンルをしなぞろえしています。また、かくフロアーには、「イート・イン」が、よういされていました。また、イベントきかくもけいかくされていますので、ショッピングを
しながら、しょくぶんかをたのしめるそうちが、あちこちにそなえつけられているようにみえました。

しかし、まだまだローマには、じゅうぜんからの「あおぞらいちば」もげんえきで、おおくのローマしみんをしゅうきゃくしています。”EATALY ROMA”は、びっくりするほどのしなぞろえですが、はたして、
「きたイタリア」のシステムが、ローマでどこまでつうようするかが、きになるところではあります。

みなさんもローマで、チャンスがありましたら、”EATALY”をのぞいてみてください。


                ”EATALY・ROMA”のファザードです。このたてものには
                あらゆるイタリアのしょくざいが、ならんでうられています。


ついついかいこんでしまった、わたしのかいものひんです。
いちばん、きにいったものは、エプロンです。

”EATALY” マンジャレーのくに どうすすむ   げんよう 

2012年8月3日金曜日

なつのサンタンジェロじょう/ CASTEL SANT'ANGELO

まいねん、なつのサンタンジェロじょうしゅうへんはかずおおくのフェスタでにぎわっています。
おしろのすぐちかくにつくられたやがいのしょうげきじょうで、いつもごしどうをいただくEせんせいの
オペラ”あいのみょうやく”をたのしんできました。

おしろのなまえは、ちょうじょうにいただく”だいてんしミカエル”のぞうにちなんでつけられたそうです。139ねんにハドリアヌスていのびょうとしてたてられたものです。

おしろのうしろがわにまわって、いつものながめとはちがったかくどで、みてみたのですが、こうえんもあって、すてきなさんぽどうでした。いつもはしょうめんばかりをみることがおおくて、うらからみる
「サンタンジェロじょう」にもたいへんかんどうしました。

えんけんのめずらしいデザインをしたこのおしろは、サンピエトロだいじいんへのいりぐちにいちしていますので、みなさんにもなじみがあるけんぞうぶつではないでしょうか。
プッチーニのオペラ”トスカ”では、おしろのテラスがぶたいになりましたので、オペラのストーリーを
おもいだされたかたもいらっしゃることでしょう。


                ちょうどしょうめんのうらがわにあたります。せのたかいいとすぎと
                ちょうわしてエレガントなひょうじょうをみせてくれています。さつえい
                8がつ2か ごご8じすぎ


                みぎがわにサンタンジェロじょうが、たっています。テベレかわに
                かかるサンタンジェロきょう≪はし≫です。ヘップバーンのえんずる
                アンおうじょとしんぶんきしゃ・ジョーが、”かわべり”でダンスをしたり、
                だいらんとうシーンも、このちかくだったのでしょうか?

                なつのよに りょうもとめて テベレがわ      げんよう