2015年1月8日木曜日

第307話 アッピア・アンチカ街道 その1

昨日6日は、節気の上で「寒の入り」(小寒)でしたが流石に寒い日が続くようになりました。それでもローマは、雨も雪もなく、観光客の皆さんは、異口同音に”温かいですね。”と挨拶を交わしてくれます。

今回は先日アップしました「サン・セバスティアーノ教会」訪問の際に、街道沿いで撮影した風景や建物をご紹介させて頂きます。街道沿いの静けさが、日本まで届くと良いのですが…。


バスを降りた近くの風景です。親切に教会への行き方を教えて頂けたのですが、Y字路ならぬW字路のような通りの中央(人が歩いている方向)
を抜けるように歩きました。

実は、バスを降りたところに、20年前に訪ねたクオ・ヴァディス教会を
見つけたのですが、先を急ぐ必要があった為、立ち寄らずにW字路の中央へ向かいました。

200メートルも歩かないうちに、アッと驚くばかりに珍重にも珍鳥?に出遭うことが出来たのです!”真っ白いハト”でした。尾の部分は少々黒かったのですが。兎に角、純白?のハトは、ローマで初めて観ました。

平和の使者、天国の使い(これは我流ですが)、幸せのシンボル等々の
イメージを発信している白いハトとの出逢いは、お正月早々だけに余計嬉しく想った次第です。
                
 
横から見ると体全部が、純白のようですが、真後ろから見ますと黒が混じった尾っぽなのです。それにしても珍鳥であります。余り人の気配を気にしない様子で、餌探しの為に嘴を地面に突いていました。
暫くの間は、写真のような杉並木を歩きます。ここ道路は、舗装されていましたから、あとから創ったバイパスなのだと思われます。まるでローマから50KMも離れた田舎にでも来てしまったように錯覚してしまいそうです。
”クオ・ヴァディス教会”の正面です。
    
白いハト 飛べよ自由に 弧を描き
                      元鷹

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