2015年1月13日火曜日

第311話 まぼろしの文明国 エトルスコ その1

年初に当り、昨年の課題はローマ7大聖堂巡りでしたが、今年のテーマを一体どうしたものかと思い巡りましたが、果して私には難問ではありますが、「ETRUSCO(エトルスコ)」文明について学習してみようと決めました。

エトルスコ、或はエトルスキー、またはエトルリア人という言葉を何かの機会に耳にされた方もいらっしゃるのではないかと存じます。

手元にある山川出版社発行の「もういちど読む山川世界史」24P.の「都市国家ローマ」の項の説明に書かれています。

但し、5行目「一時北どなりの先住民族エトルリア人の支配を受けたが、(以下略)」とあり、この一語しか登場しておりません。

そんな訳で、イタリアあるいはローマの歴史好事家の人にとりましても、
さぞかし、「エトルスコ」あるいは「エトルリア人」という単語と曖昧な知識しか持ち合わせていないのではないでしょうか?

かく言う私も同類でしかありませんので、これから”まぼろしの文明”を楽しむために博物館を訪ねたり、イタリアには12の都市国家が残されているわけですが、その近郊にある遺跡の町へ出掛けたいと考えています。

ヴィッラ・ジウリア国立エトルスコ博物館

            
博物館内の中庭です。ホッとする空間でした。
 
エトルスコ遺跡が出土した地名マップ
            館内の壁に掛かっていたものです。


            初春や 志し良し エトルスコ 
                    心に残る 夫婦のお棺 
                                元鷹            

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