2012年9月22日土曜日

天国の鍵を持つペトロ像

先のブログには、「教皇冠の噴水」をご紹介しております。実は、この時点からずっと気になっていた
教皇の象徴ともいえる「鍵」のことですが、未だに答えを出せずに悩んで?おります。

やはり、聞きかじりのひ弱さであり、或は聖書物語を知らない不勉強からでしょうか?分からないでいることへの”苛立ち”を感じている次第です。

さて、ヴァチカン市国の国旗〔教皇旗〕には、三重冠を戴くクロスした鍵が描かれています。丁度、「教皇冠の噴水」のカタチにそっくりです。

ベルルーニが設計したと言われるサン・ピエトロ大聖堂の広場の左右には、シンメトリーの石像が建っています。左側の像は、使徒ペトロが右手に「鍵」を持っているのものです。

マタイ福音書16章には、「我、天国の鍵を汝に与えん」とあります。即ち、キリストは使徒ペトロに、天国の鍵を委ねた〔任せた〕のでしょうか?

使徒ペトロは、その鍵を持つ神の代理人として、初代教皇になった、と言うことなのでしょうか?
そして代々の教皇は、「天国の鍵」と「三重冠」を引き継いで今に至っているのでしょう。
ヴァチカン市国に行くと「鍵」が目に入るのは、ごく自然なことなのかも知れません。

何か、頭がボッーとしてきました。以上、上記のことは全くの私の調べた限りでの内容であり、理解ですので、ご了承願います。事実と違っているかも知れません。念の為。

ローマに生きる日本人の一人として、このようなことに結構”悩み”〔気になる事象〕を持つこともあることだけでも診て戴けましたら恐縮です。

ローマで生活していますとやたらにカギのトラブルが、多いのですが、これらのことは「天国の鍵」とは、まったく関係のない話ですが・・・。



                サン・ピエトロ大聖堂広場左側に建つ使徒ペトロは、
                右手に鍵を持っています。御覧になれますか?


                
                上の写真の下側部分〔像の台になります〕のアップ写真です。
                教皇冠が中央上に、左右に鍵を見ることができます。

                使徒ペトロ 世界の人に 鍵みせる        元鷹

1 件のコメント:

  1. 興味深い面白い話ですね。観光で訪れる我々には到底わからなかったことです。ガイドもTDも説明してくれませんでした。

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