2015年11月29日日曜日

第423話 国境なき合唱団 ローマ演奏会

”国境なき合唱団”何か耳なれない、しかし、いつか聞いたことがあるような合唱団名です。”国境なき医師団”は、時折り耳にしたり、目にしますが、皆さまには如何でございますでしょうか?

先週の21日の土曜日には、この”国境なき合唱団”の皆さんとステージに上がりました。場所は、市内に在る「テアトロ・イタリア」という劇場です。
演奏会で頂いたパンフレットには、合唱団について紹介されております。

「国境なき合唱団は2007年に結成された混声4部合唱団。私たちは毎年国境を超えて世界のいろいろな国を訪れ、その国の檜舞台でベートヴェン交響曲第9番を歌う慈善コンサートを開催しております。合唱やその他の活動を楽しみながらコンサートを作り上げ、恵まれない子ども達へ愛の贈り物を届け続けてゆきたいと願っています。」と紹介しています。

これまでの訪問都市は2007年のウィーンをスタートに、シンガポール、ベルリン、プラハ、オックスフォード、ホノルル、そして今回のローマです。

今回の曲目の第1部は”日本の歌”でした。
ふるさと、花は咲く、大地讃しょう、そうらんぶし

そして2部は”マスカーニのオレンジの花は香り”、
ベートヴェン交響曲第9番合唱付 第4楽章

指揮は、全て横島勝人氏でした。また、ピアノは原 恵子氏。
私は第9だけの参加を予定しておりましたが、全くの偶然となり行きとで、全曲参加するようになった次第です。

とは言いましても初めての曲もありましたので、とても即席で歌えるものではありませんから、クチパクだけの参加の歌も一部出てしまいました。

生憎、当日の悪天候の影響を受けてか、演奏会場に駈けつけてくれた聴衆は多くはありませんでした。それでも、合唱団・オーケストラの演奏に耳を傾けて頂いたことは、嬉しく感謝しております。

国境なき合唱団の皆さんのお陰で、久し振りに第九合唱に参加することが出来ました。ローマでの最後の合唱に第九を歌うことが出来ましたのは、何かのご縁を感じました。皆さまのご来伊に御礼申し上げます!

合唱団の皆さんを乗せた専用バスの
            バーナー「国境なき合唱団」練習会場へ

             
会場になった”テアトロ・イタリア”の
           正面玄関口です。DOPO LAVORO と
           見えます。”仕事が終わってから”とでも
           訳すのでしょうか?


           第九の日 国境なき 和を求め
                            元鷹   

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