2015年11月23日月曜日

第422話 写真展を終えて

今日は勤労感謝の日で、日本では昨日の日曜日に続いての連休を迎えたことと思います。この勤労感謝と言う日本語は、素敵な響きに思えます。

少し古臭いような気も致しますが、勤労を尊ぶという考え方はごく自然なこころの働きかと考えるのです。

ローマに生活してみて、労働/仕事に対しての日本人、イタリア人、」あるいは、他の国からローマに来て仕事をしている人々の労働への取り組み姿勢の違いは、当然ながら違うものです。

日本人の一般的なごく普通の勤労感とは、どんなものなのでしょうか?
時代時代で変わりつつあるものの底辺に在る立ち向かい方は、大きく変わっていないものと思います。

さて、この勤労への立ち向かい方の違いは、当然ある訳ですが、おおよそイタリア人の見方は、労働観ではなくて恐らく、生き方感の方に主軸を置いた姿勢から来るものなのではないだろうか、と思うのです。

よく話題の登る「価値観の違い」と言えば、そのようにも思えます。
しかし、価値観は日本人の間でも十人十色です。

「価値観の置き方」の違い、と言った方がより分り易いのかも知れません。
人生の価値、意味への根底の押さえ処が違うのです。
何か、纏まりのないお話しで失礼しました。

折角ですから、今日の日本の「勤労感謝の日」には、どんな意味合いが込められているのかを、今一度調べてみたいと思います。

さて、本論ですが、先の二話にてご案内しました写真展の顛末についてお知らせ致します。

予定通り、11月20日(金)の夕刻をもって無事に終了出来ました。ご来場の皆さまに、そしてこのブログDE写真展をご覧下さった皆さまに、厚くそして熱く御礼申し上げます。

思っていた以上に多くの方々のご訪問を受けて、驚いたり喜んだりした2週間でした。ローマ滞在を締め括るイヴェントとなりました。

改めて、「写真(フォート)」の面白さ・不思議さを感じた次第です。

皆さまからも比較的好評なコメントを頂いて、恐縮したした次第ですが、
同じ街ローマに生活していても、イタリア人の観る街ローマと一外国人である私という日本人から観る街ローマは、「写真」と言うフィルターを通じて表現に差異が在り、この差異が観る方の興味・感心となるのかも知れない、と思っています。

末筆ながら、こころ良くギャラリーをご提供頂いた友人のアッレサンドロ氏に深謝申し上げます。

                               前回と同じものですが、再掲載します。
            写真展示会場入口に飾ったポスター&
            イメージの句です。〔左から2番目の額〕

             ”天高く 理想も高く 秋の空” 元鷹

              

           写真展のコンセプト
              CARPE DIEM ”時を掴め”
              玄関敷き/会場に敷きました
              ※写真タテヨコ調子が儘ならず
                  ご免なさい!


           デジカメラ ローマの街角 如何に観る

                             元鷹   

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