2013年8月28日水曜日

解明なるか?修行僧の謎

大道芸「修行僧片手持ち上げの行(ぎょう)」が、先日の会社仲間の
夕食会で話題になりました。

また、イタリア人Mさんはこの類のことが大好きで、彼なりの推測は、的を得たもので、私は「なるほど!」と彼の観察力に敬意を表した次第です。

しかし、待てよ!本当にそういった仕掛け〔地面に坐った僧は、上半身から右腕右手にかけて、鉄板のようなもので型(かた)を身につけている、と言う説明でした〕なのだろうか、と今一度、現場(大道芸人の仕事場)へ駆けつけてみることに。

27日〔火〕5時45分P.M.頃。

コロッセオに近い VIA DEI FORI IMPERIALI の路上に現場はありました。ところが、今日は2人組ではありませんでした。一人で、宙に浮いた状態を見せてくれました。〔写真ご参照〕

中々のアイデアです。これなら、多くの観光客の足を止めることが出来そうです。実際、この修行僧と一緒に記念写真を撮って、楽しんでいる観光客がたくさんいました。

さて、今日の修業僧面会(と言っても観察するだけですが)の目的は、仕掛けの発見です。前から、両脇からと眺めたり、写真を撮ったりして手がかりを探しました。

しかし結局のところ、推論は用意できず仕舞いでした。
イタリア人Mさんの推測は、ほぼそのとおりですが、Mさんも私が今日見た一人僧の宙浮かび姿は、未だ見ていないのではと思われます。

兎に角、不思議です。
勝手に名付けた名前の修行僧ですが、実際問題、この僧はさぞかし3時間前後は、このカタチで印を結んでいる(左手)のですから、大変です。
表情を変えずにあの状態を保つことは、まさに「宙浮かびの行」です。

どうやら解明には、もう暫くの間冷静な観察が必要かもしれません。

               スタンド・バーに右手が接点を持つだけです。
               1m位宙に浮いています。左手は、仏像のように
               印を組んでいます。右側に立つ男性は、しきりに
               お金を手前のBOXに入れるように写真撮影する
               観光客へ呼び掛けていました。




               

               修行僧の左側へ廻ってパチリ!この角度の方が、
               仕掛けを考えるのには、ヒントがありそうですが・・・
               左側の男性は、お世話係?です。


               宙に座す 修行僧 何想う           元鷹     




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