2013年3月4日月曜日

イタリア語の歩みはカタツムリの如し

3月に入ってからのローマは、毎日春の訪れを思わせてくれるような
温かい日が続いております。

バスの中からぼんやりと窓外を眺めていたら、山から採ってきたのだろうか黄色のミモザの枝を一束下げて歩く修道女の姿を歩道に見つけました。

3月3日は、実用イタリア語検定を受験するために、その会場となったローマ日本人学校を訪ねた帰りのバスからの風景のひとコマでした。

さて、私は懲りもせずに”イタリア語検定”をチャレンジしている訳ですが、
タイトル書きのとおり、その歩みはまるで”カタツムリ”の如しであります。

自慢にもなりませんが、検定試験が最初に実施されたのは、間違いがなければですが、18年前の1995年(H7)でしたが、第1回目の検定試験から
チャレンジをしてきた次第です。と申しましても、毎回参加した訳ではございませんが、少なくても10回位の参加?を経験してきました。

特に検定3級は、私には大きな壁となって立ちはだかっています。
今回のチャレンジは、6回目?!にもなります。

これだけ何度も落第が続くと不思議と検定試験への愛着が湧くのかも知れません。シーズン(試験は毎年3月、10月の年2回実施されます)が近づくと自然と体がムズムズしてきます。

言い換えますと「イタリア語上達憧れ、されどヘタクソ症候群」病であります。余り頭の良いひとが、続けるものではないかも知れません。

さて、カタツムリをイタリア語では”chiocciola”(キオッチョラ)と言います。
成程、そうか!e-mailアドレスをお伝えするときには、アット・マーク(@)を
間に入れて、完成させる訳ですが、イタリアではこれを"chiocciola"という言い回しをすることが、解かって嬉しく思った次第です。

こんなハプニング的なイタリア語との発見や出逢いが、私の場合には如何せん、先ほど申し上げました”症候群病”の原因になっているように思われます。

ところで「カタツムリの如し!」さて、伊訳すれば、
「a passo della chiocciola !」とでも・・・名訳、それとも迷訳?でしょうか。

さて、それよりも今回の検定試験の手ごたえはどうだったのでしょうか?
と、お訊ねの方にお応え申し上げます。

立ちはだかる壁は、カタツムリなればこそ乗り越えられそうだ、と。

結果発表は、4月末です。試験が終わった時には、いつも”乗り越えそうだ”
と楽天思考することが、カタツムリのカタツムリたる由縁であります。



            お世話になった”ローマ日本人学校”正面です。
              明るくて広々とした玄関口でした。
             詳しくは、http://www.mclink.it/assoc/sc.gsまで。


            今回の実用イタリア語3級問題用紙です。
              横に撮ってしまいました。これで、何度目?
              早く”PRIMAVERA”が来ますように!

             カタツムリ デンデンムシも マイマイも
                休まず歩け いつか花咲く         元鷹
  
             
 




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