2013年3月6日水曜日

お雛祭り演奏会 & ふるさと合唱

3月3日(日)の雛祭りの日は、ポカポカ陽気のローマでした。
この日午後6時から、市内のアウレリオ劇場(LargoS.PioⅤ.4)では、
ソプラノ歌手Shoko Takigami さんによるコンサートが開催されました。

演奏曲目は、日本の抒情歌特集でしたが、特に”春”や”花”にまつわる
日本のこころの歌を集めて、しみじみと聴かせて頂きました。

主な曲目は、「うれしいひなまつり」「さくら」「花」「花の街」など日本の
懐かしい童謡、唱歌を熱唱されました。

日本を離れて生活していますと不思議なもので、一種独特な”故郷へ
の還り現象”(懐かしさが込み上げてくるような気持ち)を感じることが、
ときにあります。

正に今回のソプラノSHOKOさんの歌の数々は、その場に居合わせた
私にとって、否応もなく瞬時にこの現象を招くものとなりました。

ピアニストはローマを中心にイタリア国内で活躍されていらっしゃる
佐藤浩子さんでした。クラッシク曲をはじめ、オペラ歌曲等々、佐藤さんの
ピアノ演奏はまるで”自由自在”に素晴らしい音色を生み出します。

佐藤先生率いる混声合唱団”CASSIOPEA”は、友情出演して日本語と
イタリア語で「ふるさと」を合唱しました。私は、バスパートの一員(唯一の
日本人バス)として参加したのです。

合唱団”CASSIOPEA”では、日本の歌「ふるさと」を昨年夏ころ練習を
始めて、今回で3回目のステージとなりました。

イタリア人団員の皆さんは、日本の自然の美しさを”ふるさと”を歌い、
遠く遥かな未だ見ぬ”GIAPPONE”をこころに描いているのでしょうか。


                Teatro Aurelio 入場口に置かれた
                  案内POPを撮りました。
                  雛段が後ろに見えます。

            おめでとう SHOKOさんの歌 ひなまつり    元鷹

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