2015年8月26日水曜日

第384話 ジャニコロの丘へ ところが、・・・。

今朝は、丁度6時に起きて早々にパソコンへ向かいました。
部屋の小窓をゆっくり開けると秋の香りを乗せたヒンヤリとした空気が入り込んできました。もう、秋だなぁ・・・、と実感した次第です。

ローマの季節は、完全にAutunno/秋であります。
伊和辞典を引けば、”L'autunno della vita” ⇒ 人生の秋 と在るでは、ありませんか?

ナルホドなぁ!”人生の秋”とは、素敵な響きがあるものだなぁ!と感じ入ってしまいました。季節に四季が在るように、私たちの人生にも季節があります。今、自分は年齢でみれば十分にAUTUNNOの域に入っております。

しかしながら、心の持ち方は常に”Primavera”/春のようで在りたい、と願うものです。

今日は、2年位前から「是非、行ってみて見たい!」と念じておりました場所の一つ「ジャニコロの丘」を目指して出掛けました。

テルミニ駅操車場にて、64番のバスに乗ってテベレ川の一つ手前「PAOLA」停車場にて、乗り換えます。870番のバスで目的地である”ジャニコロの丘”へ向かうのですが、なかなかバスが来ませんでした。

これは不味いな!しまったなぁ!!と後悔の念に駆られてきました。
と言いますのも、ジャニコロの丘でのセレモニー(正午の空砲)を見物することが、その出掛ける理由だったからです。

ここ”パオラ”停車場で、もう時間は11時40分。バスは、やっと到着しました、運転手に出発時間を聞けば、11時50分とのこと。

アカン!!!
またの機会にしよう、と予定変更して、徒歩にてV/エマヌエレ通りを引き返しました。そもそも、家を出るのが遅かったのでした。

自慢出来ませんが、このような失敗は時折りあることです。
ローマでの生活には、十二分なノリシロ(時間の余裕)を持たなくてはならないことを十分に承知しているつもりでしたが、・・・。

気分を取り戻して、少し散歩しながらヴェネチア広場を目指すことにしました。もうひとつの見所と候補に挙げていたV/エマヌエレⅡ世記念堂(白亜の大殿堂)の展望台へと舵取り(所詮、徒歩ですが)をしました。

          

       これからは ローマの見所 丁寧に
                           元鷹

1 件のコメント:

  1. ローマの交通事情は今だ変わらずですか…。すんなり乗り換えができたりすると逆に「え、いいのかな!?」なんて、くじに当たったような気になりました。

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