2015年8月21日金曜日

第381話 誰も振り向かないオベリスク

ひょんなことから興味を示すようになったり、関心を強く抱くようになることが有るものです。今日のお話も”ひょんなことから”調べることになった次第です。

場所は、解かり易く申しますと五百人広場と共和国広場に挟まれた三角州のような小さい広場です。

この広場は、ローマ国立博物館に接するエイナウディ通りとディオクレティアーノ通りとに挟まれております。

さて、ここに”ひょんな”と呼ぶには、相応しくないオベリスクが建っているのです。これまでにご紹介してきたオベリスクには感じることの無かった不思議な気高さを持っているように思えるのです。

このオベリスクの正式な名前は、解からないのですが、どうも「ドーガリのオベリスク」または「ドーガリの戦いで戦死した兵士500名の慰霊碑」と呼ばれている様子です。

またまた耳に覚えのない”ドーガリ”とは?そして、「ドーガリの戦い」とは、何だったのでしょうか?少し調べてみまして、整理して≪その2≫にて、おしらせしたいと思います。


  
広場の中央に建つオベリスク
               名前も付いていないせいか、
               知名度は低い。しかし、・・・?



              
オベリスクの台座には、
            ”ドーガリの英雄たちに”と大きい文字で
             年号は、1887年とあります。



             オベリスク ひっそり佇む 三角州

                               元鷹     


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