2015年8月17日月曜日

第380話 お菓子屋さんの魚です。

実に良く仕上がったモノだな、と感心しながら一心にデジカメのシャッターを切りました。”モノ”とは、これまでも幾度となくご紹介させて頂いた老舗パスティチェリア「DAGNINO」〔下記に詳細あり〕のショーウインドーで見つけた魚介類をデザインしたマジパン※です。 

※marzapane〔伊〕アーモンドを擦りつぶし、砂糖を加えて練り、いろいろな
           形に作った菓子。アーモンドは、シチリア名産の一つ。

写真をじっくりとご覧頂きたいのですが、正に魚、正に貝であります。
日本の和菓子にもあるような気がしたのですが、これ程の大きさに作り上げたものは、珍しいのではないでしょうか?

お菓子屋さん≪DAGNINO≫の正面右側は、インテリア小物ブティックです。そのショウーウィンドーも併せてご紹介します。

夏のテーマにMARE〔マーレ・海〕を取上げたものでしょうか。
シチリアの名産のひとつに”ウニ”〔riccio〕があります。

キレイな色付がされたガラス製のウニがディスプレイされていて、足を止めさします。しかし、商品POPを良く見れば、"RICCIO CAPRESE"タイトル書きがされていますから、「カプリ島のウニ」となりますか!

※カプリ島 ⇒ ナポリから快速船で30~40分位の距離にある古代から
          ローマ皇帝にも愛されたという島で、南イタリア有数の
          観光地です。「青の洞窟」が、有名です。

”ウニ”と言いますと2年前に出掛けたシチリアでは、ウニのパスタを食べてみたいと念じておりましたが、中々見つけることが出来なかったことを思い出しました。

甚だ恐縮ではございますが、食べ物の想いでは、愉しかったことでも、そうでは無かったことも意外と忘れないものですネ。

ご紹介情報

上記のお菓子屋さん

pasticceria Dagnino

Galleria Esedra
via V.Emanuele Orlando,75   00185 Roma
Tel.0039-06-4818660

http://www.pasticceriadagnino.com



                               これはほんものでは?  
            目を疑うような出来栄えです!


           
Uhhh! と唸るようなホンモノらしさに
            ビックリします。どんな味がするのでしょう?
            お値段は、1KG=60€ と表示されてます。


やっぱりお魚のように見えますね。
             新鮮さが伝わるような出来上がりです。



カプリ島のウニ というテーマの作品
            色鮮やかにディスプレイされています。      



            DAGNINO の ショーウィンドー  海の幸
                                    元鷹         

                    
                                    

1 件のコメント:

  1. このウニはとってもキレイですが、食べられるのでしょうか?

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