2012年7月18日水曜日

かいじんグラウコスのふんすい

まいにちのきおんが35どをこすようなローマに、「ふんすい」ほどふさわしいけんぞうぶつは、ありません。さくねんにもしょうかいしましたが、”きょうわこくひろば”〔エゼドラひろば、ともいいます〕にあるふんすいは、なげめているだけでりょうをよびます。

そのちゅうおうにたつのが、”かいじんグラウコス≪GLAUCUS≫”のブロンズぞうです。
1911ねんにせっちされました。5メートルのおおきなりつぞうで、イルカをりょううでで
だきかかえています。
そのイルカのくちから、いきおいよくみずがしぶきとなっておおぞらにまいあがるのです。

せんじつのあついごごのひるさがりには、ほうぶつせんをつくるふんすいのすぐそばにできた
なないろのニジをみることができました。

ローマのなつには、まちなかにある”ふんすい”こそわたしたちのこころをいやしてくれものは
ありません。


                ”かいじんグラウコス”が、かかえるイルカのくちから、
                いきおいよく、てんにむかってみずしびきがとびちります。

                ニジは、ざんねんながら、うつっていませんでした!


                グラウコス のどもきもちも ときはなつ       げんよう 

                ※さんこうぼんのごあんない
                  「ローマの泉の物語」竹山博英著集英社新書0255D

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