2011年12月6日火曜日

リッカルド・ムーティの”MACBETH”に感動しました。

久し振りの”TEATRO DELL’OPERA DI ROMA”《ローマ劇場》へのご案内です。
のっけから恐縮ですが、さすが世界のマエストロ”RICCARDO MUTI”でした。

満席のローマ劇場は、開演前からソワソワしているような空気が、劇場内を流れていました。
開幕は、18:00ですが、5分遅れのスタート。会場が、徐々に暗くなって、R/ムーティの
登場となるや否やブラヴォー・コールが湧きおこります。なんじゃ、これは!と彼のローマでの
人気度を知らない私は、一瞬驚きました。

ブラヴォーは、終演後に聞くものだと思っていましたから。
R/ムーティの実力度、人気度が推し量れます。兎に角、「待っていました!大統領!!」と
言う日本の昔の舞台への熱いエールを送ることに例えられます。

確かに、先ずカッコイイ容姿が光ります。渋い表情に集中力が伺えます。一挙手一動に《静・動》
の美が、映し出される気配がします。

ところで、肝心の”MACBETH”は?
主役のマクベス役のDARIO SOLARI,そしてマクベス夫人役のTATIANA SERJAN とも
ただただ素晴らしい歌声でした。オペラを知らない私が、コメント出来るような舞台演出では有りません。只管感動感激の舞台でした。
こればかりは、実際に観劇して戴いて感激をして戴くほかはございません。

イタリア・ツアーを計画中の方が、いらっしゃったら、ぜひミラノ、フィレンツエ、ローマ、ナポリ等での
スケジュールに、”オペラ”観劇をご一考されますようにお勧め申し上げます。


               このポスターは、ローマ劇場でのマクベス公演をPRするもので
               ローマ市内を走るメトロのプラットホームに張られていたものを
               撮影しました。12月3日 於:メトロA線 GIULIO SGRICOLA駅にて。

               ”MACBETH”や リッカルドの指揮 一点に    元鷹

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