2014年9月10日水曜日

第275話 市井のある81歳のロマーノ

このブログの表紙には、自分で歩いて発見したローマの驚きをご紹介しますと、ご案内しています。これまでもそうであったように今日の第275話は、まさにローマの驚きの、否、感激との出逢いのお話しであります。

ところは、ペルセンティ通り(ナチィオナーレ通りから入って、カヴォール通りに通じる通り)のある一角でした。ときは9月4日午後8時を回ったころです

このペルセンティ通りには、日本料理の「支倉」がある通りでもありまが、数々の食べ物屋さん以外にも、中々気を引くファッション店やインテリア雑貨商も幾つか軒を並べており、ショーウインドウを見て歩くのも楽しい
ところであります。

この日は、待合わせの時間まで暇潰しに一軒一軒お店をみて回っていましたが、ショーウンドーならぬ普通のガラス戸にベタベタと写真が何枚か内側から貼っている家の前に立ち止まったのです。

写真は、半世紀前のものもあって、セピアカラーに変色しているほどでした。新聞記事の写真に映っているサッカー選手の一団に眼が釘つけになったのでした。

さて、その家のご主人と思しき男性が、背筋をピーンと伸ばして私を見て居るのを知って、直ぐ私の方から挨拶をして、話し掛けさせて頂きました。

私が自己紹介をしたところ、ご主人の名前はフランコさんであることを知ることが出来ました。ローマ生まれの生粋のローマっ子であることを何度も強調され、ここで生まれて以来ずっとここに生きているのだ、と。

玄関先のガラス戸に貼ってある写真を一枚ずつ説明してくれました。
祖父の写真から父親まで、説明をしてくれたのですが、意味不明なところもあったもですが、それはそれとして一元の外人(私)にこれだけ親切に案内をしてくれたことに厚く感謝した次第です。

そして、あれよあれよと云う間に「懸垂」を始めたのでした。
さきほどの会話では、81歳になるとういう話でした。何と信じ難い現実を
目の前で観ることが出来ました。

とても信じ難いのですが、フランコさんは止まること知らずに懸垂を続けるのでした。イタリア人は、ユニークな人が多いのは今日に限ったことではありません。

それにしてもです!?体操の時間とばかり、「懸垂」を始めた
フランコさんに脱帽です。参った!参った!!


                                            健康増進、体力増強の為に
                ケンスイを続けているのでは、と
                勝手に推測しています。


                八十(やそ)超えて 懸垂励む フランコ氏
                                       元鷹 

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