2013年6月26日水曜日

アッシジのレストラン ” DUCA di S.FRANCESCO” のこと

前稿に続いてアッシジのお話しを致します。

2008年1月催行のイタリア・ツアー≪音楽の旅と副題をつけて≫の訪問地の一つが、アッシジでした。もう、かれこれ5年前にもなりますが、その時のエピソードです。

合唱団の仲間有志15名≪+添乗員≫で乗り込んだ年明け1月の厳しい条件の中でのイタリア縦断ツアーでした。オリジナル企画でしたが、ヴェネチア・フィレンツエ・ルッカ・アッシジ・ローマと盛りだくさんの全行程を楽しみました。

予想は外れて、晴れ男?・晴れ女?ばかりが参加してくれたこともあってか、旅行中は毎日がポカポカ陽気のまるで春のような天候に恵まれた旅行でした。とても1月のイタリアの陽気には思えないほどでした。

さて、その時の1月27日アッシジでの昼食をとったレストランが、なんと
先日立ち寄ったレストランと同じだったことに後で気づきました。

そのレストランの名前は、確か「DUCA di S.FRANCESCO」と言いましたが、今夏は後ろ側の道から入ったために直ぐには気がつかないでおりました。菩提樹の大木の木陰で食事が楽しめる中庭でのテーブルでした。

記憶の奥にしまってあったレストランの名前だけが、ひょっと想い出されてきて、お店を出るときにやっと店構えを見たところ、ここに違いない、という確信に至りました。

まあ、何と言う偶然だったことでしょうか!ビックリしたり、思いがけずに嬉しく何度も表玄関を眺めてしまいました。

サン・フランチェスコ聖堂まで続く細い坂道も6年前あの時と同じように何の変化も無く、あちこちの可愛らしい窓には、赤い花を咲かせたフラワー・ポットが、飾られていました。

まるで6年前に戻ったかのような錯覚をしてしまいました。
ところで、その時に作った句は、

”うんかいの うえにそびえる フランチェスコ”   でした。

合唱団有志でのイタリア旅行も先日のアッシジ観光ツアーも共通するのは、「いい仲間」と「いい天気」でした。

しかしこの間には、法王様は第265代ベネデット16世から、
第266代フランチェスコに代わられました。≪本年3月≫

聖地アッシジに再び来られたご縁に深謝したいと思いました。

 レストラン「DUCA di S.FRANCESCO」
                裏玄関の表札と入場口。左に見えるのは菩提樹
                の古木で、大きな木陰を作ってくれます。今回は、
                菩提樹の下で、美味しいお料理を戴きました。

               
 
ミネルヴァ神殿 コリント様式の列柱が6本並び
 
イタリア全土でも保存状態の良い神殿です。
 
現在では、教会に改造されているそうです。
 
 
 
アッシジの 上り下りに 振り返る
              いつか来た道 いつか来る道   元鷹
 
 
 
 
 

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