それは先日8月9日(日)の朝の出来事でした。
一枚のハガキを投函するために事務所地区の郵便局へ向かったところ、ついこの前まで貴金属店だった場所がHOTELに替わっていたので多少の驚きと好奇心をもって、入口を跨いたのでした。
入って直ぐにレセプションが左手に在りました。
ジュゼッペさんと言う方に、ご挨拶を申し上げておりますと、何と我が愛する”マーキュリー像”のミニチュアが、堂々と置かれているのを発見しました。
真に嬉しかったことには、ジュゼッペさんはこのマーキュリー像に詳しいこと、愛情をもって接していることなどが、短い会話の中で十分感じられたことでした。
何と今日は素晴らしい人に逢うことができたのだろうか!
この方、マーキュリー像に興味を持っているというイタリア人、他の国の人でも巡り合えなかったのにと、つくづくジュゼッペさんとの偶然の出会いに感動しながら、事務所に向かいました。
マーキュリー像については、遡ること2012年2月1日、2月4日、そして11月11日の3回に亘って、皆さんへお伝えしておりますから、ご記憶されていらっしゃる方も多い?かも知れません。
さて、何故にマーキュリー像にこれ程こだわるか、という御説明を要するかと思いますので、ここで時間を戴きます。
A.三越日本橋本店ライオン口正面玄関の5階辺りでしたでしょうか?
マーキュリー像が黄金いろに輝いています。
パンフレットによれば、オリジナルは※国立フローレンス博物館にある ※ジョバニーダ・ポロニアの作品である、説明があります。
※国立バルジェッロ美術館の呼ばれています。
※作家は、ジャンボーロニャ・ゲナント〔1529-1608〕です。
B.最初に設置されたのは、大正12年〔1923〕7月1日とされています。
但し、現在のものは昭和47年〔1972〕に再設置された表面合金の
F.R.P製のものであります。
C.さて、オリジナルとの対面をしたいということが、大きな目標でした。
オリジナルは、フィレンツエにある国立バルジェッロ博物館のグラウンド フロワー〔日本の1F〕に展示されています。
D.しかし、良く見ればオリジナルと三越本店に取り付けられたマーキュリ
-とは、多少相違点があることに気づきました。
E.その相違点とは?
このあとは、次号にて続けてみたいと思います。
マーキュリー 神の韋駄天 駆け巡る
元鷹
0 件のコメント:
コメントを投稿