さて、今日はウンブリア州の古都SPOLETO/スポレートに出掛けて参りました。姫路市とスポレート市との文化交流イベントが開催されためです。《主催;日伊文化交流会ICIGO・一期、企画;OVe'ST実行委員会》
企画のひとつの「天正遣欧少年使節団」を巡る講演会の企画に大いに関心を寄せてみた次第です。但し、講演会の時間が夕方5時からということが、今朝がた分ったので、ローマへの戻り時間などを考えてみると難しくなってしまい、断念しました。
テルミニ駅を朝7時58分のローカル電車ペルージャ行きに乗って、一路スポレートへ。途中、停車時間が20分位ありましたが、午前10時過ぎには到着出来ましたから、イタリアでは大成功の内と言えます。
構内にあったBARでエスプレッソとコルネットを注文して、メイン会場となっているレオネッティ・ルパリーニ邸の場所を訊ねてみました。
ローマでも、同じことですが道を聞くと、自分が分らないと近くに居る人に訊ねてくれます。感心するほど、道案内には親切心を発揮してくれます。
但し、時として間違った情報を自信ありげに教えてくれることもあって、要注意ですが。
ですから、ローマでは三人の人に道を聞け!ということが、常識となっています。さて、今日はほぼ正確に教えて戴けましたので、会場まで何とか辿りつくことが出来ました。それでも、30分位は歩きました!
初めての街スポレートは、大変小じんまりとして山・丘に囲まれた静かで空気のキレイなところです。やはり中世時代に繁栄した山合いの街で、教皇領だったそうです。
ですから、使節団一行は1585年3月1日にローマ法王グレゴリオ13世に謁見、同年5月1日シスト5世戴冠式に参加した後、教皇領の主要都市を巡行しつつ、ヴェネツアを目指したそうです。
使節団がここスポレートに宿を取ったかどうかは分りませんが、領主の持て成しを受けて歓迎されただろうと推測しております。430年前に実際にあった歴史なのですから、驚きますね。
駅前広場にドーンと巨大なオブジェが
聳えています。アートの街を感じさせます!
あります。エスカレーターを何基も乗り換えて
中心地へ向かいました。
高台の要塞から街並みを写しました。
土色の屋根が、優しい雰囲気を醸し
出しています。
あたたかみ 街なか香る スポレート
元鷹
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