読者の皆さまへ
謹んでお知らせを申し上げます。
タイミングを見計らいながら、とうとう今日の日を迎えました。
と申しますのも、2016年新春の1月に日本へ帰国する予定でございますこと、ご報告させて戴きます。
此処ローマは本当に住み易いところで、全方位的にみましても、さぞかし得難い町であろうかと常に想う次第であります。しかし、先のブログにても、在ローマ通算10年を経過しましたことをお伝えさせて戴きました。
2011年8月からスタートしましたこの”ROMAの麗雅都だより”のブログ作成のお陰で、随分とローマを散策することが出来ました。
ローマの散歩を心から楽しみ、張りのある生活を送ることができました。
そして、同じ位の喜びをローマの市井の人達の親切さの中に味わうことが出来たのでした。下手なイタリア語でも、ローマの人々は、初めて会った日本人の私の質問へ真剣に耳を傾けて、真摯に答えてくれたのでした。
このようなローマの人々の素晴らしいお人柄に幾度も幾度も助けられました。明るく気取らずに、率直に話をしてくれたローマの人々にどれだけの感謝の気持ちをもってしても、伝え切れない深謝のことばが、そのまま行き場を失って、宙に浮いているように思えてなりません。
区切りとしまして、かってながら本年12月31日大晦日を境に、「ROMAの麗雅都だより」の発信を終了したいと存じます。
何卒どうか、予めのご理解とご了承を切に腹からお願い申し上げます。
この時点でお伝えした理由は、他ならぬパソコン事情もその一端を担っております。この4年間で、幾度となくパソコンが自由に為らずに困り果てたことがございました。
今は、やっと調子が戻ってきておりますので、皆さまへのご挨拶に失礼が無きように、少々早めかと存じますが、ご報告ご挨拶させて頂いた次第でございます。
ほぼ残すところ70日余りですが、出来るだけ精一杯の努力をしてローマの話題をお伝えしたいと云う気持ちで一杯でございます。
どうぞ、最後の最後までおつきあいを賜ります様に心からのお願いを
申し上げます。
日本は、秋も深まり紅葉の素晴らしい季節を迎えようとする頃でございますでしょうか。実りの秋にあやかって、読者の皆さまには一層の幸多からんことを期する次第であります。
秋深し 光陰ははや 矢の如し
元鷹
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