他の知名度の高い噴水と違って、交差点の4つ角に在る為に、ゆっくり鑑賞が出来ないと云うデメリットが有るのです。と言いますのもここは交通量が比較的多いところでして、観賞スペースが確保されていないのです。
16世紀後半に法王シスト5世(在位1585~90)の命によって創られたそうですから、その時代から車社会以前までは、さぞかしノンビリと人々は、この噴水を眺め楽しめたものと想像します。
さて、噴水の説明ですが四つ角の噴水のうち、2つは男神(ナイル川とテヴェレ川)、他の2つは女神(ユーノとディアーナ)です。
今日では、カメラを向けるのも一苦労を要するほど、噴水を観賞することが難しい状態です。かと言って、「引越し」させる訳にも参りませんでしょうから、私たちとしては安全に注意を払いながら楽しむ他ありません。
また、ガイドブックにも説明があるようにこの交差点からは、遠くに3つのオベリスクを眺められます。そして、ピア門も小さくみることができてユニークなポイント《交差点》ではあります。
ユノーの女神・・・大統領官邸に向かって
右側角
ナイル川の男神・・・大統領官邸に
向かって左側角
テヴェレ川 の男神・・・Sマッジョレー聖堂に
向かって左側角
・・・ピア門に向って左側角
如何でしょうか?其々の噴水の在処が、写真と説明書きでお分かりになられましたでしょうか?直ぐにピーンときた方は、少ないかと思います。
メジャーな噴水では無いのですが、アイデアに満ちた噴水、泉の都ローマならではの噴水です。チャンスがございましたら、出掛けてご覧願います。
クワットロ 四方八方 水の出る
元鷹
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