一昨年の1月にもご紹介していますので、是非時間をとってみて戴きたいのですが、今回もこのお話しを進めたいと思います。
一般に毎年12月8日から翌年のエピファニア(1月6日)までのおよそ1カ月間をフェスタ期間と決めているようです。ですから、この期間中は、
クリスマスのデコレーションは、外さずに飾っておくわけですネ。
また、年の瀬の挨拶の言葉も”BUONE FESTE”と複数にすることが、
なるほど!と思われます。”沢山のお祭りを楽しんでネ!”ということです。
大きなフェスタでは、最大のモノと言えますが、”NATALE/クリスマス”(12/25)、翌日の”サン・ステファノ”が続きます。そして、”カポダンノ”新年を迎えます。そしてトリは、この日の”エピファニア”で完結します。
この祝日”エピファニア”は、別名「BEFANA(ベファーナ)」とも呼ばれています。有名なストーリーは、良い子には「甘いお菓子」を、そうでない子には「炭焼菓子」が、用意されると云うことです。
このアレンジをするのが、ベファーナオバさん《魔法使い》なのですが、
この時期には、お菓子屋さん、BARなどでその人形を見つけることができます。この遊び心には、まことに感心してしまいます。
この一連の休みが終了すれば、新学期の始まりです。
家族を大切にするイタリアらしいフェスタ期間は、夫婦・親子の絆が一段と
強く深まるシーズンでもありそうです。
従いまして、休みを取るスタッフが多くなりますから、会社・事務所は当然のようにミニマムでのスタッフで運営となります。
《家族はより強く逞しく、会社はより弱く痩せる》季節なのであります。
トリノ通りENOTECAキッラ・ゴフレッド店内に
飾られていた魔法使い
同店のショーケースにて販売されていた”炭焼風のドルチェ”です。
遊びこころ満載のお菓子です。
フェスタ・シーズンのショーウインドー
トリコロールで飾ったグラスが素敵です。
ガレリアにある”DAGNINO”です。
ベファーナ 魔法使いに トリまかせ
元鷹
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