2015年1月8日木曜日

第309話 エピファニアの祝日 1月6日

先日の1月6日(火)は、”EPIFANIA”と呼びますが,祝日でした。
一昨年の1月にもご紹介していますので、是非時間をとってみて戴きたいのですが、今回もこのお話しを進めたいと思います。

一般に毎年12月8日から翌年のエピファニア(1月6日)までのおよそ1カ月間をフェスタ期間と決めているようです。ですから、この期間中は、
クリスマスのデコレーションは、外さずに飾っておくわけですネ。

また、年の瀬の挨拶の言葉も”BUONE FESTE”と複数にすることが、
なるほど!と思われます。”沢山のお祭りを楽しんでネ!”ということです。

大きなフェスタでは、最大のモノと言えますが、”NATALE/クリスマス”(12/25)、翌日の”サン・ステファノ”が続きます。そして、”カポダンノ”新年を迎えます。そしてトリは、この日の”エピファニア”で完結します。

この祝日”エピファニア”は、別名「BEFANA(ベファーナ)」とも呼ばれています。有名なストーリーは、良い子には「甘いお菓子」を、そうでない子には「炭焼菓子」が、用意されると云うことです。

このアレンジをするのが、ベファーナオバさん《魔法使い》なのですが、
この時期には、お菓子屋さん、BARなどでその人形を見つけることができます。この遊び心には、まことに感心してしまいます。

この一連の休みが終了すれば、新学期の始まりです。
家族を大切にするイタリアらしいフェスタ期間は、夫婦・親子の絆が一段と
強く深まるシーズンでもありそうです。

従いまして、休みを取るスタッフが多くなりますから、会社・事務所は当然のようにミニマムでのスタッフで運営となります。

《家族はより強く逞しく、会社はより弱く痩せる》季節なのであります。
トリノ通りENOTECAキッラ・ゴフレッド店内に
飾られていた魔法使い
 

同店のショーケースにて販売されていた”炭焼風のドルチェ”です。
遊びこころ満載のお菓子です。

                                 フェスタ・シーズンのショーウインドー
            トリコロールで飾ったグラスが素敵です。
            ガレリアにある”DAGNINO”です。

            
            ベファーナ 魔法使いに トリまかせ
                                 元鷹

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