2014年10月3日金曜日

第281話 財布を守る

神無月10月に入りました。皆さまお元気のことと存じます。
9月には、爽やかだった朝夕の風もいつの間にか、ヒンヤリと感じます。

秋分が過ぎて夕暮れの訪れが、駈け足で忍び寄るかのように早く感じてしまうのは私だけでしょうか?

そろそろ二十四節季で言いますと”寒露の候”であります。
晩秋から初冬にかけての露を指すそうですが、”甘露”煮を想いだしてしまうのは、”食い意地”が抜けきれないせいでしょうか。 

さて、10月最初のブログの題目は、「財布を守る」としました。

イタリア、ヨーロッパ、否日本以外と置き換えても良いかも知れませんが、海外旅行をする上では避けて通ることが出来ない「スリ」や「置き引き」被害から、如何に身〔財産〕を守るか?を考えてみたいと思うのです。

 ◎防止策その1
命の次に大切とまで言われる「パスポート」は、身から離さない。
旅行グッズのひとつに首から下げるパスポート入れがあります。
又は、腹巻式の貴重品入れも有効であります。

 ◎防止策その2
多くの現金は持参しないことです。クレジット・カード〔VISA×1、他×1〕が
便利です。※ピン・コード〔4桁〕は必須ですから、忘れないようにします。
万が一の場合の発行カード会社の連絡先を控えて置きます。

 ◎防止策その3
携帯電話〔要:海外使用可能かの確認〕、電子機器〔スマホ、i-padなど〕の持参活用。
海外では一般に公衆電話は、使い方が不便で困ります。

 ◎防止策その4
乗り物に注意!特にローマでは、メトロ〔地下鉄〕は要要注意!
※バスにも御用心。特にテルミニ駅とヴァチカン市国を結ぶ
  バス〔NO・40、NO・64〕は、要注意が必要です。

 ◎防止策その5
観光地は、”スリの巣状態”になっている、と言っても良いぐらいです。
ハンドバックは、エレガントなものよりも安全度の高いタイプのものを。

また男性用長財布のしまい方には、研究工夫が必要です。
旅先には持たない覚悟も必要です。

以上、防止策の思うところを書いてみました。ご参考になれば幸いです。
危険な目にさらされるのは、日本人観光客のみにあらず、イタリア人他多くの観光客も同様です。

楽しい海外旅行の第一歩は、”安全確認”から準備したいものです。
因みに3年間滞在の私の被害は?ナポリで1回。ローマで1回です。
どちらも乗り物で移動中でした。

今日は「安全確認!」の張り紙を書いて御守にすることにします。


            スリ除けに 確認すれば 効果あり 
                                 元鷹






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