今日は、12月3日(土)でした。早いものですね。今年も1カ月を余すのみとなりました。
以前から、行ってみたいと念じていた”PARCO DEGLI ACQUE DOTTI”(パルコ・デリ・アックエ
ドッチ)《古代・中世の水道橋のある公園のこと》を訪ねて参りました。
行き方は、メトロA線に乗って(テルミニ駅から20分位でしょうか)、GIULIO AGRICOLA駅にて下車します。そして、VIALE・GILIO・AGRICOLAを歩きます。およそ5分位で、大きな教会に到着します。
教会の両そでから、廻って行くと野原というか、グラウンドのような公園が広がっています。
もう、水道橋は目前です。あるものは数百年前に作られたもの、そして2000年も前に作られた水道橋
の姿が、目の前に建っているという遺跡の凄さに、ため息が毀れるばかりです。
水道橋の近くでは、ボール遊びを楽しむ若人たちや、ジョッギングに汗を流す人もいます。
古代・中世、そして現代が、ひとつに溶け込んでいる風景を目のあたりにして、否が応でも歴史と言う
空間・時間が存在していたことに目をぬぐわざるを得ません。
水道橋に沿って、暫く歩いているうちに小雨がポツポツと落ちてきました。それで、気がついたのでした。もと来た道に戻らなければと。何処までも続く水道橋に誘われてしまったかのようにただただ歩いていたのでした。ローマのまた違った一面を肌で感じることができた”アックエ・ドッチ”でした。
法王CALLISTOⅡが作ったといわれる”マッラーナ・デラックア・マリアー
ナ”水道橋《1122年》
立入禁止のエリアでもあり、誰が何時作ったかなどの薀蓄が掴めません。
AQCUEDOTTI・CLAUDIO、もしくは法王SISTOⅤ世の作った水道橋
の一部分です。
ポニーの親子が、水道橋の近くに繋がれていました。
子供たちを乗せて楽しませてくれるのでしょう。
いたずらに 水道橋に 想い馳せ 元鷹
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