寒空の中、メトロA線にある「LEPANTO」駅を下車して散歩しました。地下鉄は、フラミニオ駅と
このレパント駅の中間あたりで地上に顔を出します。テベレ川の川面を眺める間もなく右岸へ渡る
のですが、滅多に下車することがない「レパント」駅に、ヒョット!下りてみました。
まだ、午前10時前という時間帯の為か、地下鉄を上ったところの大通り”ジュリオ・チェザーレ”は
先を急ぐ人達で混みあっていました。気の向くまま”エイ!儘(まま)よ”と横道に入ると、すぐに大きな
噴水が眼に飛び込んできました。「PIAZZA DEI QUIRITI」(デイ・クイリティ広場)です。
水盤もエライ大きさですが、水盤が2重になっている中々重厚で味のある噴水を見つけました。
これまでに目を通した本には紹介されていなかった噴水ですので、これ以上の情報をお伝え出来ません。写真では、確認できないかもしれませんが、噴水トップには、豊饒のしるし・松かさ〔PIGNA〕が、乗っていました。
大きさもカタチも大変気に入りました。とくとご覧あれ!と気合いの入ったスナップ写真です。
PIAZZA DEI QUIRITI の中央に存在感のある噴水を見つけました。
4人の裸婦像が座して上層の水盤を支え片足を立てています。
東洋の仏像にも似たものが在るようなモチーフと顔立ちです。
晩秋に 広場の泉 ちから在り 元鷹
松かさに苔ばかりかお花まで咲いちゃってるように見えますが・・・。丸い噴水を中心に円形の広場、そこから放射線状に伸びる通り、広場を囲む建物 ― ローマらしい空間ですね、妙に懐かしいです。
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