今日は、少し面白いデザインをご覧戴きたいと思います。
日本では、普段にここかしこで見られる日本古来(何時から?)の”青海波”(せいがいは)文様です。
この”青海波”は、日本のみならず、ここROMAでも散見できるデザインであることに気づきました。実際には、まだ2か所での場所(VIA TORINO と PALAZZO DEI CONGRESSI)を発見したのみですが・・・そこでは、「石畳」のデザインとして使われています。
ネットから調べますと日本では、江戸中期から使われている伝統的文様の”波”をカタチとった文様であり、ペルシャ・ササン朝(224~651)様式がその原点に在るとのことです。
とすれば、日本にはシルク・ロード経由にて、伝播されたと考えられますし、日本とは反対側にある古都ローマには、ペルシャに近い東ローマ帝国(395~1453)時代に、伝播されていたのではないでしょうか???日本の独自のデザインであると思っていた私自身の概念は覆された訳です。
さらに想像を広げますと日本、イタリアのみならず、世界諸国で”青海波”文様は、使われているのかも知れません。?さあ、今日からは上をばかり見ないで、石畳を見ながら、街並みを散歩しなくては。
EUR(エウル)にあるパラッオ・デイ・コングレッシの広場の
”青海波”デザインの石畳の一部です。
青海波 シルクロードを 帆を上げて 元鷹
なるほど!この写真で風呂敷を作りたいところです。もしかしたら「唐草」や「七宝」などもあるかも・・・。次なる発見をお待ちしています。
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