2015年11月1日日曜日

第417話 音楽祭本番の合間に

昨日も今日もローマは、温かい気候に恵まれ秋日よりを楽しみました。

先日30日(金)には、ヴァチカン国際音楽祭の千秋楽としてのプログラムのひとつの演奏会が、サン・パオロ・フィオレ・レ・ムラ聖堂〔ヴァチカン市国4大聖堂の一つ〕にて開催されました。※同日21:00から

私は初年度の2013年には、西本智実指揮によるベートベン第九合唱付にバスメンバーの一員とて、翌年2014年には同指揮者によるG/ヴェルディのレクイエムの合唱(バス)メンバーとして参加しました。
そして、本年も2014年と同じ曲目でしたが、やはり西本指揮者に依って演奏されました演奏会に出場することが出来ました。

聖堂会場は、おおよそ1700名位の聴衆者で、ご招待客を含めてですが、ほぼ満席状態になっておりました。これまでの演奏会では、一番恵まれた天候の下、多くの聴衆者をお迎え出来ました。

地元に詳しい、とある日本女性の言によりますと、「金曜日の夜の演奏会は、参加率が高くなります。」とのことでした。勿論、入場無料という大きなみ力も含めてのことかと思いますが。

合唱には、日本各地からの参加者がおおよそ100名位でした。
そして、地元ローマのベテラン合唱員が40余名ほどだったでしょうか。

さて本番の演奏会時間の6時間前にはゲネプロ(プロバ)が、同聖堂ステージにて実施されました。実質90分位だったかと思いますが、無事早めに終了しました。

今日のテーマ《音楽祭本番の合間に》は、この聖堂裏側にありますBARの敷地に咲いていた何とも優雅なカタチ《ラッパ型》をして、周りの色彩にも馴染んだ色合の花に、私は演奏会前の緊張をほぐして貰うことが出来たのでした。

バール《BAR》のバリスタに花の名を訊ねても「分らない。」と素っ気ない返事が返って来ました。毎年10月、11月に花を付けるが、中々いい香りであることなどを強調しておりました。

成程、そのラッパ状の花の開いているところに顔を近づけますと僅かですが、甘い香を味わい納得することが出来ました。

家に戻ってから、ネットで調べてみますと、「エンジェル・トランペット」と言うことが、分りました。正式な学名では無いかも知れませんが、この名前には、ナルホド上手いネーミングではないだろうかと感心して仕舞いました。

サン・パオロF・L・M聖堂上空の夕陽に舞う
            ムク鳥の一群

見事なラッパ状の大輪を咲かせて
            お客の眼を惹く「エンジェル・トランペット」


            
近づいて撮影してみました
             花に鼻を近づけて香りを楽しみました
             DOLCI《ドルチ》でした!


            バールの花 カタチが愉快 香味わう
                                元鷹  

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