2015年6月12日金曜日

第361話 EXPO D'ORIENTALE

ローマ市EURの池のある公園のある広場にて、EXPO D'ORIENTALE〔東洋博覧会〕が、5日から7日まで3日間開催されました。

方や”EXPO”と言えば、”食・FOOD”をテーマにした「EXPO MILANO」世界万博が、ミラノにて5月1日から始まりました。

ところで、テーマの「EXPO D'OIENTALE」は、日本の夏に各地の町村で実施する”夏まつり”のようなものですが、東洋の国々からの物産やカルチャーを紹介し、その国々の魅力を探るような意味合いが有るように見受けられました。

さて、日本コーナーでのイベントをご紹介致します。手元にプログラムのような書きものはございませんので、自分が眼で観たものを書かせて頂きます。

臨時に設えたステージでは、学生さんと思しき年代のイタリア人女性らがマイクを握って、POPな日本の曲を見事に日本語で歌っていました。感動しました。とてもハッキリした日本語でビックリしました。

また、同じ公園の一角では、合気道の模範演技が開催されていました。
また、剣道の支度をしたイタリア人も演技に備えて集まりつつあるような状況でした。

さて、重大発表です!元鷹が、イタリア・ローマ/エウルで、ソロ・デビュー
を果たしたのです。ステージは、ただ今紹介しました「ジャパン・コーナー」でした。曲目は、「’O SOLE MIO」、「CARO MIO BEN」の2曲でした。

そして、「知床旅情」を三人の麗しき日本人女性にお手伝い頂きました。
突然のことにも関わらずに、御参加頂いたHさん、Fさん、Yさんには大変助けて頂きました。この場を借りて御礼申上げます。有難うございました。

ところで、ソロ・デビューの結果は?どうだったのでしょう!?
それはもう、地獄へ真っ逆さまとは、あの時の気持ちを表現したものに違い有りません。音程は狂うし,歌詞は出て来なかったり???大失敗!

腹から思いました。ステージに上がることは、難しいチャレンジであることを。そして、普段の練習の悪いところだけが出てくるものであることも身に沁みて感じました。

さて、しょ気てばかりはおられません。これからの「歌う」活動をどうしたらいいものかを考えていたところ、ふとアイデアが沸き上がりました。

自分の声質、声域はバリトン、バスですが、これまで選んで歌ってきた歌曲は、更に高い音域のテノールに相応しい曲だった訳です。
ですから、一オクターブ下げて歌うことを今一度考慮せねばなりません。

いい勉強になりました。人前で歌うことの大変さと心地よさを併せて体験した機会となったのでした。お誘い頂いたFさん、Hさんに感謝します。


            驚くべきエネルギーの爆発!
            日本語で一所懸命に歌って会場を
            盛り上げてくれました。

            カンツォーネ やっと気づくか 自分流
                                 元鷹

        
            


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