私は、初日の8月30日〔金〕が都合が良かったので見学に出掛けて参りました。ポポロ広場をご存じの方は、広場の何処で開催したのだろうかと
思われたかも知れません。
結構広いスペースを持つ広場ですが、開催は山の手と言いますか、ピンチョの丘よりのスペースを使って大テント《ドームのような》の中で行われました。
大テントに入りますとまるで別世界に来たのでは、と言う錯覚《余談ですがローマでは良く体験します》をするほどでした。
天井からは、衛星ガリレオ《或は、衛星コペルニクス》が宙を泳いでいるように、5機程でしたでしょうか、正に宙吊り状態で飾られていました。
この企画主催は、どうも”ESA”{the European Spase Agency}らしいのですが、※「どうも」とは不確かで、キッパリと言い切れないものですから・・・
欧州全体で宇宙開発{衛星/サテライトを活用した地球の情報収集}の取り組みをしていることを市民に紹介しようという意味合いと、併せて自国イタリアのESA参加状況を知って貰うと言う趣旨のようでもあるようでした。
以上は、私の勝手な見方ですから正確な情報とは申せません。
会場内で配布されていたパンフレット類を読み返しても十分に意を解することが出来ずに隔靴掻痒です。
実際に会場に入ってみますと、数々の活動紹介ビデオ、主催者側からのレクチャーなど楽しむことが出来ました。
蛇足ですが、会場となった”ポポロ広場”についてお話し申し上げます。
16世紀後半に当時の法王シスト5世[在位1585~1590]の命で建築家ドメニコ・フォンターナが広場中央にオベリスクを建てて、広場を再整備したそうです。
古い歴史のローマの広場で、「欧州宇宙博覧会」という最新技術の粋を結集した科学展の開催は、大テント〔ドーム〕の中[宇宙]と外[バロック時代のROMA]とのコントラストを醸し出して、まことに新鮮でした。
ポポロ広場に会場を設定した”欧州宇宙博覧会”のドームです。
8月30日撮影
8月30日午後6時から、専門家による宇宙開発の
実態やサテライトから送られる情報の分析・解析に
よって、欧州地区の自然災害への早期発見、対応
などについて、レクチャーが行われました。
宇宙サテライト「ガリレオ」、或は「コペルニクス」の模型が
大テントの天井から、5~6機程ディスプレイされました。
ご参考リンク先:
http://copernicus.eu
www.esa.it
ガリレオも コペルニクスも 宙を舞う 元鷹
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