前々からローマの夕陽を撮影したい、と言う願望を今日から実行するぞ、と決心して「ピンチョの丘」を上りました。
「ピンチョの丘」は、ご存じの方も多いと思いますが、ボルゲーゼ公園の南出口方面に位置します。公園を体に例えれば、丁度”臍”〔へそ〕のような場所に在る、と言ったら良いでしょうか。
さて、ここから下界を見る展望は、石川五衛門ではありませんが、正に
「絶景かな!」であります。見渡せば、左側にはヴィットリオ・エマニエリⅡ世記念堂が聳え、右手奥にはサン・ピエトロ大聖堂のクーポラがひときわ大きく見ることが出来ます。
時間はすでに午後8時を回っていましたが、右手奥に陽が静かに沈ん行く様子が伺えるだけでした。街の騒音とはかけ離れて、ピンチョの丘には
静かな時間が支配し、ここに佇む人間だけに豊かな時間を与えてくれて
いるかのようでした。
ピンチョの丘からポポロ広場を撮影しました。
西方へ沈みかける太陽の行方。
中央にはサンピエトロ大聖堂のクーポラが
ひと際目立ちます。
夕陽追い ピンチョの丘に 上りたり
周り静かに 広がる景色 元鷹
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