ローマから車でおよそ2.5時間の位置に在る聖地アッシジを巡礼〔実際には観光ですが〕してきました。
幸いにも天候にも恵まれ、仲間に恵まれての待ちに待った観光日和となりました。
ローマとアッシジのほぼ真ん中に当る処に、テルニという町がありますが
ここには、お馴染のヴァレンタイン・デイ〔2月14日〕で知られるサン・ヴァレンティーノ教会があります。
ロッカ・マジョーレ〔中世の城郭・見晴らし塔〕からのアッシジの町並みと周辺の田園一帯の風景は、新鮮な空気の入った一幅の水彩画のように美しく魅力的でした。
また、聖フランチェスコが修行で瞑想に耽ったり、祈りを捧げたと言われる
エレモ・デレ・カルチェリ〔隠遁所〕にも案内して頂いた。
カルチェリの気高い森には、不思議と神々しい空気が満ちていたように思われてなりませんでした。
そして、サンタ・キアーラ教会〔1265年建造〕、サン・フランチェスコ聖堂〔1253年献堂〕へと巡礼の旅は、正しくは観光ですが、ひたすら坂道を登ったり下ったりして続きました。どちらも感動感激の余りコメントは省略します。
いよいよ最終目的地のサンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会へ到着!
丁度、日曜日午後のミサが行われていましたので、静かにそっと早足で
礼拝堂を見学させて頂いた次第。
さて、往復の高速道路から窓越しに見えたラッツィオ州、ウンブリア州ののどかな風景、遠くに見えた丘上の中世の町並み、そして万緑の自然は、日頃のストレスを和らげ、砂漠のオアシスのように身もこころも癒してくれるようでした。
Rocca Maggiore 塔の頂きからは、素晴らしい
アッシジの町並みが、一望できます。
訪問者を歓迎するかのように風に揺らぐ
ポピーや草花の群れ。
サン・フランチェスコ聖堂正面〔上層階〕
ジョットによる28枚のフレスコ画は、
聖フランチェスコの生涯を物語る連作を描いている。
アッシジは 緑豊かに 澄みわたり
静かに憩う 吹く風の中 元鷹
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