その1
何と青青とした空の色でしょうか!穏やかに頬を撫でる微風も爽やかに流れます。
調べものがあったので、ロ-マ日本文化会館を目指している途中の坂道をまさに
登り切る手前に、お花屋さんが建っています。
何と直径が、30CMもあるのではと驚くほどに大きな”ひまわり”が、登りりつめよう
としている私の方に向かって,黄色の大輪を堂々と咲かせておりました。
夏の暑い盛りの花だと思っていましたが、切り花用に温室栽培したものだったのかどうか
花屋さんに聞くこともせずに通り過ぎてしまいました。
ジラゾーレ 大輪付けて ひとまわり 元鷹
その2
この花さんは、丁度交差点のかどにあります。信号を対向した処に”感謝の壁”が、あります。
※交差点は、A.グラムシ通りとブルーノ・ブオジー通り、を言います。
先ずは、下の写真をご覧ください。大きな石垣のような壁面に赤ちゃんを抱いたマリア様が、
中央に設えられて、その下方周辺には、「GARAZIE」と書かれたタイル状のものや、鉄板
を使った名入れのカードのようなものが、不揃いに並べられています。
私には、むかし観た映画「ローマの休日」の一シーンを思い出させるようで、懐かしい気持ちに
なりました。映画では、ベスパに乗ったアン王女と新聞記者ジョーが、ローマをぐるぐる回って
いるうちに「祈りの壁」に辿りついたシ-ンだったと記憶しています。
そういえば、もう20年前近くに、「祈りの壁」を見つけたくて、市内を探したことが有りました。
残念がら、見つかりませんでしたが、今随分月日が流れて、偶然に「感謝の壁」と出逢うことが
できました。
近くのBARのご主人にこのことを尋ねてみましたが、確かなことは分からなかったようです。
どうも話を総合しますと、赤ちゃんを授かった感謝の気持ちなどを壁面に張っているように
伺えました。日本ですと絵馬での”祈願成就”をするようなことに通じているのかも知れません。
「感謝の壁」は、正式名称ではございませんので
ご容赦ください!
人はみな 感謝しつつ 助け合い 元鷹
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