イタリアに来て初めて食べた時には、変なカタチをした野菜でしかなかったのですが、住み慣れて食べ慣れてみますと、こんなに旨いものかな、と
認識新たになったのが、「CARCIOFO(カルチョフォ)」《日本では、チョウセンアザミと呼ぶようです》であります。
今では、イタリアレストランやトラットリアなどで食事をする際には、前菜の部(スターター)に、このカルチョフォを見つけることを一つの愉しみにするようにまで好物の仲間入りをしております。
週に1度は出掛ける近くのスーパーや、一筋となりにあるモンテ・ベッロ通りの朝市の八百屋さんでは、カルチョフォが今が旬とばかりに店頭に山のように飾っています。
カルチョフォ料理にチャレンジしてみようと暫く考えておりましたところ、朝市のいつもお世話になる叔父さんが、親切に作り方を教授して下さったことをキッカケに決心?!してみた次第です。
余談に成りますが、カルチョフォはレストランにて注文する時、注意が必要です。大きく2種類あって、通常は「カルチョフォ・ロマーノ」と呼んで、良く煮込んだカルチョフォが出てきます。(オリーブ漬け)
もう一方は、「ユダヤ式カルチョフォ」とも呼ばれるものですが、焼きあげたカルチョフォにオリーブをかけて食べるものです。一度はお試しになられるのも良いかもしれません。私が好んで戴くのは前者ですが。
いまひとつの余談です。食する部分はツボミと茎ですが、ツボミは上から見ますとまるでバラの花のようであります。何とエキゾチックといいますか、ロマンティックな風合いを感じるのであります。
肝心の味のことですが、日本食では経験出来なかった味見です。
茎は、里芋のように柔らかく甘い味がします。ツボミ部分は、中央に入るほど柔らかく滑らかになります。
味は?食べ物のヴォキャブラリー(語彙)不足で、ご説明困難です!
カルチョフォが店頭に山のように並べられています。
この時期が旬なのでしょうか?
5本入れのものをゲットして、いざ クッキング?!
初めてのチャレンジに胸ワクワクしました。
30分中火で煮込み出来上がり。
人参・ジャガイモも仲間入りです。
少しうす味でしたが、「まあ・まあ」と言うところです。
食べてみて 初めてわかる カルチョフォ
元鷹
味は、ふきのとうに近いですかね~。
返信削除天ぷらいけるかも知れませんね。