既に陽気は夏になったと言っても良いのですが、あさ早くまたは午後には突然のにわか雨が降って,雨具を持たない通行人らを困らせます。
24日(火)には、久し振りにローマ繁華街の代表的な通り、コルソ通りへ
出掛けてみました。ポロシャツメーカーの「NORTH SAILS」を探すためでした。
コルソ通りについては、これまでも何度も御紹介させて頂いておりますので、長きにわたりご購読頂いておられる方には食傷気味かも知れません。
ヴェニツェア広場からポポロ広場へ、最初は向かって右側の歩道をみて歩くことにしました。見つからない時には、逆コースを辿ることにして。
さすがに市内有数の目抜き通りです。多くの観光客が、往来していました。
ほぼコルソ通りの半ばまで歩いた辺りに、サン・ロレンツオ・イン・ルチナ広場があります。あのスペイン広場に通じるコンドッティ通りにも近いところです。この広場の入口に4人組の「透明人間」が奇声を上げて坐っていました。
一種の大道芸人と言ってよいものやら、ローマならではの人の気を引く様〔サマ〕をして、観光客や通行人から小銭を集めるものです。(写真ご参照)
ポポロ広場も目と鼻の先に近づいてきました。
探していたショップはまだ見つかりませんでしたが、「ゲーテ博物館」を
見つけることができました。1786-1788年の間、コルソ通りに居を構えた場所です。
ここで書いたイタリア滞在の日記が元になって、「イタリア紀行」が纏められたと云われています。ゲーテは、37歳から40歳ころにローマ或はイタリアに滞在した計算になります。
次回のチャンスには、是非この「ゲーテ博物館」を訪ねてみたいと思います。
さて、コルソ通りの復路も目的のショップを探したのですが、結局見つけることは出来ず仕舞いでした。仕方ありませんから、気長に「NORTH SAILS」との出合いを待つことに致します。
エッ!透明人間たち?
4人の胸辺りをしかとご覧下さい。
のぞき窓でない覗き穴が見えます!!
「ゲーテの家」と銘打たれた赤字の標板
実は、1995年10月6日に入館したことが
あります。暫くの間,非公開になっていたも
のと思われます。公開の今は是非訪ねたい
ものであります。
「ゲーテの家」の建物全体です。
中央に入口が見えます。左右の赤い旗は目印です。
懐かしむ 漫(そぞ)ろ歩いて 夢の跡
元鷹
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