今日は6月22日〔日〕夏至/かに座の始まりの日です。
ローマの時間で現在21:00なのですが、アパートのこの小さな食卓兼
書斎から見えるベランダの向うは、未だ薄っすらと明るく一年で最も日の長い日であることを実感できるのであります。
さて、それはそれとしまして今日のテーマは、「ジェンツアーノの花まつり」
です。「ジェンツアーノの花まつり」の起源は、1778年まで遡るそうです。
ローマから南東およそ30KM位に位置するところにカステッリ・ロマーニと呼ばれる丘陵一帯の中、「ジェンツアーノ」という町があります。
毎年6月のこの時期、正確には復活祭から60日経った最初の日曜日にメインのイヴェント”花まつり”が行われるそうです。
〔キリスト聖体祭CORPUS DOMINIというキリスト教の行事のひとつで聖体の行列を迎えるために教会に続く参道をこの花のじゅうたんで覆うものです。〕 ※「みゅう」ツアーバス配布資料によります。
少々小高い位置にある教会から、続く参道は坂道になっています。
幅10m、長さおよそ200mの参道全体が、色とりどりの花びらでテーマ別に額縁のように、或はカーペットのようにデザインされます。
成程、イタリア随一を誇る花まつりと言えます。最も有名な花まつりです。
期間中は、毎日25万人に観光客が訪れるそうです。
出来上がった花のじゅうたんをインフィオラータ〔INFIORATA〕と呼び、
ハンス.C.アンデルセンも「即興詩人」の中で、その華麗さを讃えています。
〔以上※みゅうパンフレット参照〕
花まつりには、下手な解説は不用です。撮り立て〔取り立て?〕のフレシュなスナップ写真をとくとご覧下さい。
教会側からおよそ200メートルの長さに
花びらで飾られた絵画〔インフィオラータ〕が
並べられました。
赤い花びらはナデシコ、カーネーション、
バラの用いるようです。21日から22日に
かけて花びらを敷き詰めて行きます。
午前11時ころ。最後の仕上げに余念がありません。
黄色の花びらには、エニシダ、ナデシコ、トウモロコシ
などが使われます。花のアーティストたちですね。
花まつり アンデルセンの 本抱え
伝えし祭り 色鮮やかに 元鷹
0 件のコメント:
コメントを投稿