そのあくる日には、早速会社同僚の面々にその疑問をぶっつけてみたものの、「知らない」、「分らない」と云ったつれない返事ばかりでした。
そんななか3日後には、調べてくれてA4サイズのコピー紙にネットからの情報を持ってきてくれた同僚も現われました。本当に嬉しい限りでした。
しかし、その中には正解らしい説明は見つかりませんでした。
ところがです。この4月1日にたまたま散策中に立ちよった古道具屋の親爺さんにこの疑問を投げかけてみたところハッキリと自信ありげに教えてくださったのです。
「いやねぇ!1870年9月20日前には、道路なんか無かったのよ、CAMPO/原っぱ、畑だったんだよ!!」
続いて曰く、
「ベルサリエレ(羽根のついた歩兵団)が、壁を破って突入したのはピア城門から少し離れたところだった。城門内は、法王様の敷地だった訳だから。」といろいろお話しを頂いた次第です。
これを聞いたとたん、私はギャフンと唸りました。
”なるほど!そうだったのか!!”、と積年の悩みが一気に解決できた時のあの感激を覚えました。良い人に会えてよかった、と挨拶をしてお店を後にしました。
※注意 以上のお話しは、立ち寄った古道具店のご主人の
お話しでありますが、必ずしも正解ではないかも
知れません。でも、その時の私の想いにピーンと
応えて下さった「良く効くクスリ」であったことは事実
です。
ピア城門 城門内側より撮影
城門中央は閉鎖されています。中央の車は右側を
廻り込んでノメンターナ通り方面へ抜けます。
城門内記念博物館にあった模型
城門を破ってなだれこむ兵士たち
ピア城門外側に設置された記念碑
BERSAGLIEREの像
《1816年創設のイタリア歩兵隊の兵団の名称》
並木道は、VIA NOMENTANA です。
迷いごと 犬も歩けば 解を得る
元鷹
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