チョット身近過ぎて、楽しいことや変わったことなどに気がつかないことが時々あります。
しかし、それは家族や友人関係だけではなく、私たちが毎日見る風景の中にもあります。
例えば、ローマの「通り」の名前には数字を上手く取り入れたり、世界の街〔国名、都市名〕を使ったり、あるいは歴史上の人物の名前を採用していることなどがあります。
数字を使った「通り」では、「9月20日通り」、「11月4日通り」などが直ぐに浮かびますし、世界の街名からは、「オーストラリア通り」、「ネパール通り」を筆頭に市内には多数あるようです。
つい嬉しくなるのは、わが日本国名を冠した通り”PASSEGGIATA GIAPPONE”〔日本の散歩道〕が、ローマのEURにあります。
人造湖の周りには、サクラが植えられており毎年4月頃には満開になります。ローマに居ながら、桜見物を楽しめるのはいかにも優雅であり、この世の贅沢であります。
湖のところどころでは、白鳥、カモ、などの水鳥たちが、スウイングするかのように湖面をスイスイと泳ぐ姿を楽しめます。
また、人物の名前をとって付けた通り名は、正に多彩であり、味わいがあります。
先ずは、音楽家ですが、ベートベン、ショパン、リストなどがあり、政治家では、ケネディ、ガンジー、リンカーンなどです。
日本の政治家を採用した通り名を探しましが、残念ながら見つかりませんでした。
ローマの「通り」のネーミングは、正に独創的かつ個性的であり、発想豊かなオリジナリティをもつものが多く、自由奔放であります。
EUR〔エウル〕にある”ベートベン通り”の道路標識です。
〔2011年11月撮影〕
ヴェルディ 行け我が想い 200年 元鷹
どんな小さな路地にも名前がついていて、町を散策する者にとっては分かりやすいですよね。
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