クリスマスまであと4日と迫った昨今ですが、先日19日には所属していますコーラスの仲間とテベレ川に近いブレシアーニ通り沿いにある少年裁判所にある講堂(演奏会ホール?)にて、G・ヴェルディの歌劇[ナブッコ]より”VA PENSIERO”を演奏して参りました。
帰り道は、北風の中、コートの襟を立ててトボトボとジュリア通りを10分位歩き、カンポ デ フィオリ広場を抜けて、大きなバス通りに出ました。ローマのバスで、一番スリが多いと言われます有名?なバス「64」に勇気を奮い起して乗り込んで、一路テルミニ駅へ向かいました。幸いにもスリには遭わずに無事500人広場に到着出来ました。
不思議と冬の寒い夜のテルミニ駅は、照度の高い明るさと人混みのせいもあってか、何か気持ちをホットさせるものを感じました。それは丁度、東京駅や新宿駅などでは無く、上野駅で感じるあの独特の”安堵”の空気に似たものであります。
ジュリア通りの壁面には、「怪人面の噴水」があります。
チョット不気味ですが、面白いモチーフです。右上には
半月が見られます。19日午後19時頃撮影。ここから
カンポ・デ・フィオリ広場まで、5分位です。
VIA GIULIA 夜景
趣き深い味の在る通りです。ギャラリーが多く並ぶ
アーティスト通りです。ローマは、夜の風景も魅力的な所が多いようです。
テルミニ駅正面左側手前に残されているセルウィウス王の城壁
の一部です。(紀元前6C)知る人ぞ知る壁です。私も知らなかった!
アウレーリアーヌス皇帝が造った城壁は、紀元前3C頃ですから
さらに300年位以前のものです。
同日夜8時前のテルミニ駅構内のXmasディスプレイです。
多くのツーリストが、デジカメを向けていました。サンタが、
ツリーを牽いている恰好です。ツリー下部に見える白いものは
ツーリストが、思い思いに書いたサンタさんへの願いごとの紙片です。
時はしり 終着駅に ひかり寄る 元鷹
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