2014年11月6日木曜日

第293話 国立21世紀美術館 MAXXI

いよいよ霜月11月に入りました。初冬の光が薄いオレンジ色となって地表を温かく照らしているかのように映ります。

此処に掲載させて頂いているお話しの大分は、観光名所旧跡が多いのですが、そんなローマのイメージと全く違った面を見せてくれる”現代アート”を展開している美術館をご紹介申し上げたいと思います。

場所は、フラミニオ駅〔メトロA線〕からトラムに乗り換えて、マンチーニ広場で下車します。地図を片手に美術館の所在地VIA GUIDO RENI, 4A を訪ねます。鐘楼が見事に美しい教会が目に入ればそのお隣です。

外から目立つ建物です。直ぐにこれが「国立21世紀美術館」であることが
分ります。英国の女性建築家ザハ・ハディド氏の建築によるものだそうです。美術館の内外そのものが、見応えのする建築というか美術です。

中庭一杯に大きなオブジェがあって、一体これは何だろうか?と首を捻ってしまします。エントランスもガラス張りで大きな広がりを見せてくれます。
レセプションは、ホール空間に調和してとてもエレガントです。

ザイノ〔リュックザック〕を背負っていたものですから、係員からアドヴァイス
を受けて〔正確には諭されて〕、受付所近くのコイン式のロッカーに収納してから、じっくりゆっくりと館内を巡りました。

さすがは、21世紀美術館の名の通りでした。
先にもお伝えしましたが、箱モノ〔建築物〕自体が良く言えば面白く、展示紹介された”アート作品”は、ユニークなもの〔現在展示のテーマ:open museum 0pen city-〕(10/24-11/30)ばかりでした。

さて、このブログを仕上げるために、このユニークな建物をデザインした建築家ザハ・ハデッド氏をネットで調べてみました。

恥ずかしながら、と言いますか遅まきながらと言いますか、初めて知ったのですが、”新東京競技場建築”の国際デザインコンペの最優秀賞に選ばれた建築家だった、と知りました。

www.fondazionemaxxi.it


国立21世紀美術館外観 Via Guido Reni,4A
                                右側奥に教会の鐘楼がご覧いただけます。

            
入口から撮影 右に階段 中央はレセプション
           独創的なデザインを各所で観られます。

           
3Fからガラス越しに中庭を撮影しました。
            巨大なオブジェが何とも凄い感じです。  

                               行って観る 美術館に 値打ちあり
                                 元鷹
             
      
         

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