「ここにどうぞ!」と奥の4人掛けのテーブルに案内してくれたシニョーラ・ルチア。私は、「SCUSA!(スクーザ)」とだけ行って、その指定された奥の席に腰を下ろした。
合席は、一瞬、日本人親子ではと思わせるほど日本人に似た中国人でした。ルチアが、持ってきてくれたMENUに目を通すまでもなく、ここでの注文の品は、すでに決めていたので、次に回ってきたときにオーダーをした。
注文品は、ハウスワイン・ロッソ0.5L、炭酸入り天然水、〔名物の〕ユダヤ風カルチョフッオ〔フリット〕、そして”フェットチーネ・アッラ・マトリチャーナ”。
ユダヤ風カルチョフッオは、ひまわりの大輪を裏にして揚げたようなカタチです。パリパリと舌感触もよく、ワインのつまみにはもってこいでした。
パスタのフェットチーネ・アッラ・マトリチャーナは、味もボリュームも満点で、本物の味がしました。次回には、ブカティーニ〔スパゲティで太い作り〕
のマトリチャーナにチャレンジしたい。
満腹になってほろ酔い状態を減速しようかと、お店を出て折角ゲットーに来たのだからと、周辺をゆっくり散歩することにしました。
屋根の形がユニークで四角い建物、「MUSEO EBRAICO DI ROMA」
にも入場して歴史と伝統をもつ”ROMAN JEWISH COMMUNITY”〔ローマに生きるユダヤ人の絆と社会〕の一面を学ぶことができた。
ふと時計に目を遣るともう4時30分を過ぎてしまっていた。
太陽はまだ眩しかったが、よぎる想いを振り切って、一先ずゲットーを去ることにした。
ユダヤ風カルチョフッオ。まるで一輪のひまわりのようです。
パリパリと風味を楽しみながら召し上がれ!カットが大変。
手作りメニューをご紹介します!その後ろに赤ワインの
ボトルが見えますか?
堂々と聳える「ローマユダヤ博物館」。不思議と
ローマの高台に昇るとトップの金色の屋根が、
目に入ってきます。
垣間見た ゲットーの歴史 ここにたち 元鷹
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