今日3日は、節分の日。そして、明日は”立春”です。立春とは、なんと響きの美しいことばですね。伊訳では「PRIMO GIORNO DI PRIMAVERA」
となるようです。〔坂本鉄男編:伊和辞典より〕
”春の最初の日”ですね。何か、明るい気持ちになってくるから不思議です。
ところで、随分前からずっと気になっていたことが、ひょんなことでハッキリしたときは、ホットして嬉しい気持ちになることがあります。
今回、ご紹介するのは、ローマ・テルミニ駅に近い教会のお話です。
ローマに来たころから、テルミニ駅の正面左側にひと際飛びぬけて空に向かっている立像が、黄金色に輝いているのが不思議でなりませんでした。
「BASILICA SACRO CUORE」という教会です。VIA MARSALA、40
この建物の上に黄金色のキリスト像が、西南方向に聳え立っているのです。
いつ訪ねても門扉は閉ざされているので、事務所にまわって聞いてみれば、午後4時半からしか開かない、という素っ気ない返事が返ってきました。
いつか教会の中をみたいものですが、何せ立像が驚くばかりに目立ちますから、これだけで十分に功徳〔仏教用語?〕を戴いているようにも思えます。
さて、閑話休題。
教会の手前の VIA VICENZA、18 にトラットリア・DELL'OMO が在ります。ここのローマ料理は、正に絶品?のお薦めです。赤ワインとプロシュートを舌の上に乗せれば、もう世の憂さを忘れさせてくれる程。オーバーかな?
☆特記事項は、ここの主人〔あるじ〕にあります。
キッチンは、母親とおもえるシニョーラが、切り盛りして様子。
ホールの客人のすべてを彼が、所狭しと闊歩してサービスする有様は、
見事と申せます。メモは、一切使いません。抜群の記憶力に舌を巻きます。
そんなここの料理の旨さと主人〔名をアントニオと呼びます〕とのひとときの
何気ない会話が、今何よりものローマ生活の”醍醐味”となっています。
via vincenza と via marsala の交差するところで撮影
アズーリ色と太陽光を浴びた鐘楼に立つキリスト像
西南方向を見ています。鐘楼が高く、カメラの
性能、腕の限界もあって、像が小さく見えます。
雨風に 黄金立像 世を照らす 元鷹
あぁ、妙にローマで豆まきがしたくなりました。
返信削除ヴァレンタインが近いので、本場から関連のレポートがあるかな?と期待しておりますが、リクエストがあります。
ヴァレンタインと言えば、日本ではチョコ。チョコと言えば・・・と言うことで、最近テレビで見た以下のお店を是非!ご取材くださいませ。お時間とご予算の許す限りで構いません:)
SAID Antica Fabbrica del cioccolato
Via Tiburtina 135