2012年6月6日水曜日

白夜のテラスで憩う

いよいよ本格的な夏の始まりでしょうか。余りにも家の中で過ごすのが、勿体ないような気持に
なって、休みの今日は早めの”HAPPY HOUR”と決め込んで、さっぱりとシャワーをしたあと
テラスに移動して時間を過ごすことにしました。

まだ時間は、17時45分です。先ずはビールで乾杯!。おつまみは、夕方にお隣の乳製品屋で買ってきたばかりのパルメジャーノを3切ればかり。ビールの銘柄は、よく街中のバールやリストランテで見かける”PERONI”で、瓶入りを1本一気に飲み干しました。

まだ、この時間は明るくて、南の小高い丘の町並みが、テラスから望められます。最近になって、やっとわかったことなのですが、その遠くに見える丘の町並みは、「カステッリ・ローマニ」と呼ばれ、ローマ郊外の歴史のある街々を称して呼ばれています。

さあ、次は白ワインです。飲み掛けの”Fiano di Avellino"〔カンパーニャ州〕を手元に寄せて、いや、抱えてと言うべきですネ、グイグイと。これは美味い!さすが、DOCGだけのことはありました。
カンパーニャの白ワインには、傑作が多いような気がします。〔「キリストの涙」も旨い!〕

テラスから臨む青い空、白い雲、そして天空を自由に飛交う小鳥たち。それらの景色と遠くにくっきりと姿を見せている「カスッテリ・ローマニ」の家々は、私の心を癒してくれる最高の「一幅の絵画」のようであります。


                                         アパート・テラスから南の方向を写真に収めました。
               丘陵の町が見えないのが残念!です。童話作家の
               アンデルセンもローマ郊外の”カスッテリ・ロマーニ”
               あたりを旅した模様です。〔作品”即興詩人”より〕

               真っ青に 小鳥飛びかう  夏景色         元鷹

                  



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