今日も茹(う)だるような一日でした。ローマの6月は、こんなに暑かったのか、と首を傾げたく
なるような毎日です。と言う訳で、ここ数回とも噴水を取り上げたわけではありませんが、市内
散策は、噴水を眺めずにはおけないくらいの感動の噴水が、ローマの至る所に在ります。
さて先週16日、スペイン広場周辺を歩いてみました。これまでも何度も歩いているよく知られた通りですが、スピードを変えて歩いてみますと、また新たな発見をすることがあります。スペイン広場の中央には”バルカッチャの噴水”が、横たわって(この表現がピッタリする位の存在感があります)います。1627年ごろにピエトロ・ベルニーニが、設計したと伝えられています。又、その息子ジャン・ロレンッオ・ベルニーニが、協力して作った噴水であるとか、諸説が幾つもあるようです。
スぺイン階段は、映画「ローマの休日」で全世界に知れ渡り、ローマの名所のNO.1(統計はありませんが)となりました。その階段下にある「バルカッチャ」(ぼろ舟)のデザインをした親しみのある噴水が、多くの旅行客を魅了しています。
”バルカッチャの噴水”の名前はバルカッチャ(ぼろ舟)でも、スペイン階段より100年位早く作られて、今や400年近くもローマの名所旧跡として、また世界から訪ねてくる旅人にオアシスの場として
脈々と人気を保っているのですから、最早”ぼろ舟”とは言えません。
なんとなく親しみやすさを感じさせる”庶民派”タイプの噴水です。
舟の周りに陣取った旅行者は、なかなか席を空けません。
噴水手前から、トリニタ・デイ・モンティ教会、スペイン階段を撮影。
イタリア国旗が中央に飾られて、その下には違ったデザインの旗が
4枚飾られていました。この日、イベントが開催されたのでしょうか?
満杯に 水を飲んでも 浮かぶ舟 元鷹
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