まいにちのきおんが35どをこすようなローマに、「ふんすい」ほどふさわしいけんぞうぶつは、ありません。さくねんにもしょうかいしましたが、”きょうわこくひろば”〔エゼドラひろば、ともいいます〕にあるふんすいは、なげめているだけでりょうをよびます。
そのちゅうおうにたつのが、”かいじんグラウコス≪GLAUCUS≫”のブロンズぞうです。
1911ねんにせっちされました。5メートルのおおきなりつぞうで、イルカをりょううでで
だきかかえています。
そのイルカのくちから、いきおいよくみずがしぶきとなっておおぞらにまいあがるのです。
せんじつのあついごごのひるさがりには、ほうぶつせんをつくるふんすいのすぐそばにできた
なないろのニジをみることができました。
ローマのなつには、まちなかにある”ふんすい”こそわたしたちのこころをいやしてくれものは
ありません。
”かいじんグラウコス”が、かかえるイルカのくちから、
いきおいよく、てんにむかってみずしびきがとびちります。
ニジは、ざんねんながら、うつっていませんでした!
グラウコス のどもきもちも ときはなつ げんよう
※さんこうぼんのごあんない
「ローマの泉の物語」竹山博英著集英社新書0255D
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